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先輩のセカンドバージンは僕のもの
【熟女/人妻 官能小説】

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武島隼人の憂鬱ー番外編-4

「まだ、ですよ」

にやりと隼人は笑って、唇を拭うと、力のやり場を失った佳織の体を抱きしめて唇を奪う。
佳織も半ば口を開き、隼人の舌を自ら吸う。
会社では、仕事が出来て、上品な雰囲気をかもし出す彼女が、こんなにも淫らになることに隼人は興奮を覚えていた。

「ん、んんっ」

唇を塞がれているせいで、指先がそこに押し付けられても佳織はうまく声を出せない。
一度絶頂を迎えたそこはあまりに敏感で指で優しく円を描かれただけで、再び高みに昇ろうとしていた。
佳織はべろべろと舌を動かし、舌先でも快感を得ようとする。
ふーっ、ふーっ、と荒い息を吐き出しながら、隼人の指で快感を得ようと腰を動かすさまは、美しくありつつ、獣のようだ。

「はぁ、はぁ……本間さん、今日めちゃめちゃエロくないですか。どうしたんですか」

唇を離して、隼人は思わず笑ってしまう。

「わかんな、……いっ……オマ×コ、バカになってるのぉっ。イキたい、イキたい……っ」

うっすらと目を開いて、眉を八の字にさせて、まるでうわ言のように下品な言葉を言い放つ。

「おねだりするなら、もっと下品なこと言ってみてくださいよ」

隼人は指で円を描くのをやめて、汗ばんだ額にキスをする。

「は、ぁっ……下品って……な、に……」

「たとえば……武島くんの指でクリ×リス、シコシコして下さい、とか?」

にやり、と笑みを浮かべた。
隼人は女性にそんなことを言わせたいという趣味はない。
だが、普段は上品な雰囲気を醸し出す佳織がこんなにも興奮しているのを前に、安っぽいエロ漫画に出てきそうな言葉を言わせたくなってしまった。
普段冷静な隼人を狂わせるほどに、佳織の色香は溢れだしてしまっている。

「ん、もう、…何それぇ……」

佳織は、にやにやと笑う隼人の頬に右手のひらを添えて、彼の顔を見つめながら、その唇を親指でなぞった。

切なげな切れ長の目で見つめられ、親指で唇をなぞられただけで、空気が変わる。
隼人が攻めていたはずなのに。

佳織に頭を抱えられ、はぁ、はぁ、と甘美な吐息が、隼人の耳元で聞こえる。

「下品なこと言わせたいなんて、今日はそんなに興奮してくれてるの……?あたしの破裂しそうになってるクリ×リス、武島くんの指で優しくしごいて頂けませんか……?先輩のお願い、武島くん。我慢できないよ……武島くんの指で、イかせて下さい」

思わず、どきんっと胸が高鳴り、隼人の顔が熱くなる。
下品なことを言わせたつもりだったのに、耳に響く声はどこか気品さえ漂う。
攻守が逆転するこの瞬間があるからこそ、この女にはかなわないーーと思ってしまう。

佳織は、汗だくになってしまった上半身に身につけたカットソーと、ホックを外された下着を脱いで再び隼人を抱きしめる。

「武島くんとのセックス、すごく好き。甘えてくれて、可愛い」

耳元で囁かれ、ちゅ、ちゅ……とキスが落とされる。
隼人はもう我慢ができなくなって、唇を塞ぐと、ジンジンと熱く、固くなった淫核に円を描く。


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