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こいびとは小学2年生
【ロリ 官能小説】

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クリスマスイブ序章 〜小学2年生の「こいびと」との性夜〜-3


 しのちゃんが両手を頬に当てながら言う。お誕生日だとここでハッピーバースデイの歌を歌ってから火を吹き消すんだろうけど、クリスマスってどうするんだろうな。

「めりーくりすまあす!」

 しのちゃんが頬から離した両手を大きくバンザイさせるように頭の上に上げながら言った。ああそうかこれでいいんだ。しのちゃんを追っかけて「メリークリスマス!」と言うと、しのちゃんがはああ、と大きく息を吸った。二人で顔を揃えて、ちょっとタイミング的には不揃いだったけどまあ一応「いっしょ」にろうそくの火を吹き消す。幸福の象徴のようなクリスマスケーキの上で8歳の「こいびと」の息と俺の息とが混じりあう。ぱちぱち、と手をたたいたしのちゃんが、俺の左頬にちゅ、とキスしてくれる。いいのか俺こんな幸せで。
 切り分けたケーキを、やれ俺のほうがパインが多いだのいやしのちゃんのほうが全体的にクリームが多いだの言い合いながらおいしくいただく。三分の一くらい残ったケーキは、明日の朝またいっしょに食べよう、とラップして冷蔵庫にしまう。
 食器を洗い、ベッドの上でまたぬいぐるみと遊び始めていたしのちゃんの隣に腰を下ろすと、ぬいぐるみを抱きしめていたしのちゃんが俺に向き直ってにっこり笑った。

「お兄ちゃん、クリスマスプレゼントありがとう」

「どういたしまして」

「お兄ちゃんにもプレゼントあるんだ」

 そう言うとしのちゃんは、キッズリュックの中からブルーのラッピング袋を取り出した。

「ママと選んだの。お兄ちゃん音楽好きだから、おしごと行くときとかに使ってほしいな、って」

 なんだろう。ゆっくりと包装紙を開く。おお、ゼンハイザーの完全ワイヤレスイヤホン、すげえ。俺の旧式のAirPods、もうガタが来てるのか右側が異常に早く充電なくなるようになったんだよな。それをちょっと前に愚痴ったの、覚えててくれたんだ。それも嬉しいけれど、「こいびと」からもらうクリスマスプレゼントって、こんなに胸が踊るものだったんだな。

「しのちゃん、ありがとう。最高にうれしい」

 ドヤ顔で微笑むしのちゃんをぬいぐるみ越しに左腕で抱きしめる。もちろん、まだちょっと生クリーム臭い息の唇をふさいでその文字どおり甘い小学2年生の吐息を吸う。んん、と小さくむずかるしのちゃんが、ぬいぐるみから離した手で俺の右手をきゅ、と握る。クリスマスイブの夜、二人っきりの部屋で8歳の「こいびと」とキス。俺の人生、一生今日をループしてくれねえかな。
 さおりさんにもお礼を言わなきゃな。俺は、しのちゃんと横並びしてイヤホンの箱を片手に持ちながらスマホで自撮りした。「いえーい!」とピースサインを突き出して俺よりもゼンハイザーの青白の箱よりも目立っているしのちゃんに苦笑しながら、さおりさんにお礼のメッセージを送る。
 ぬいぐるみを抱きかかえながらベッドにごろん、と横たわったしのちゃんの隣に寝転ぶ。

「そのぬいぐるみ、気に入った?」

「うん、すっごくかわいい。これからいっつも、ハチワレちゃんといっしょに寝るんだ」

「えー、俺といっしょに寝てほしいんだけどな」

「だぁめ。お兄ちゃんは、へんたいだから」

 にひひ、と笑うしのちゃんの口角に、小さな唾液の泡が漏れる。しのちゃんの息からクリームの匂いがほぼ消え、いつもの8歳の幼女の息臭に戻っている。

「そうかなあ。俺のどんなところがへんたい?」

 わざと聞いてみる。

「んー。あたしの裸見たがったり、からだにさわったり、やらしいこと言ったりして、おちんちんおっきくして気持ちいいのいっぱい出したりしてるとこ」

「だって、それはしのちゃんのことが大好きで、俺としのちゃんは『こいびと』だから、してもいことだもん」

「いいけどぉ……お兄ちゃんばっかり気持ちよくってずるい」

 つん、としのちゃんが唇を尖らせる。

「しのちゃんは、俺に小2おまんこ触られて気持ちよくなったりしないの?」

 言いながら勃起が始まるのを感じる。


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