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先輩のセカンドバージンは僕のもの
【熟女/人妻 官能小説】

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久しぶりの恋人Cー会社でのフェ×チオ-2

ーーは、ぁっ……エロすぎて、中村さんのナカ、いれてえ。


先日は、隼人に欲情されてしまったわけだが。

加奈子はまたそのことを思い出してしまう。

「ん。わかった。いや、俺、二人のことマジで信頼してるんだけど、その反面、俺には理解できない貞操観念の持ち主だからさぁ。二人とも。
加奈ちゃんがおもちゃにされる可能性あるかなって、心配した。ごめん、彼氏とかその友達のこと、そんな風に言われたら嫌だよな。謝る」

「ほ、ほんと…。前も言ったけど、いとこにそんな心配されるの、嫌よ?おばさんなのに、若い子にさかってるみたいで……」

亨がふぅ、とため息をつく。

「そんなこと言ってないじゃん、逆。俺、親戚だから贔屓目で見てるわけじゃないぜ。武島のことじゃなくて佐藤は……今まで女、選ばなくても良かったのに、加奈ちゃんのこと選んだんじゃん。それって佐藤にとっては余っ程、いい女だったってことだろ。
外で分散させて遊んできたやつが、その……加奈ちゃんにそういうの、集中しちゃうってことでしょ。だから余計心配してんの」

「あ……」

加奈子が顔を真っ赤にさせて、享の視線から目を背ける。
亨が言うように、よく考えればそうだ。
今まではおそらく、性欲が沸けば遊び場に行くか、過去、体を重ねた女に連絡を取って手軽にできたのだろう。
それが今、加奈子だけに集中しているということだ。

「その点に関しては、下世話かもしれないけど図星……?」

「ねえ……だから。もしそうだとしても、親戚の亨くんにそんな心配されたくない。恥ずかしいからやめて」

恥ずかしそうな表情を浮かべて亨の肩をはたく。
理央の性欲を向けられて、自分の性欲がそんなに薄くないことも加奈子は自覚した。
だから、加奈子のことを一方的に心配する亨に、余計に恥ずかしくなってしまう。

「あーーっ」

そんなやりとりをしている時にちょうど給湯室に理央が入ってきた。二人を指さしながら。

「亨!中村さんに何か僕の悪口言ってるっしょ!」

マグカップをセットし、煎茶を注ぎながら言う。

「うん、佐藤の悪口言った」

クスクスと亨が笑う。

「天下のヤリチンって言ったこと、僕、一生恨むからね!毎回したくてしてるんじゃないもん。声かけられるんだもん」

「うわぁ、彼女の前でその発言引くわ〜。本当、お前と武島の貞操観念やばすぎ。加奈ちゃん、マジでやばかったらすぐ別れろよ」

「ふふ、今のところ大丈夫よ。亨くん」

先程の話などなかったように、加奈子は笑って給湯室を出た。
だが実は、腹を手で押さえ、自らの欲求を抑えることに必死だった。


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