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先輩のセカンドバージンは僕のもの
【熟女/人妻 官能小説】

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久しぶりの恋人Bー加奈子による、わからせセックス-3

「中村さんも、眠かったら言ってね?」

「あ、うん……」

椅子が二脚しかないから、理央は床に座っていたが、隼人が使っていた椅子に理央が座る。

「今日はありがとう。隼人、いいやつでしょう?僕、大好きなんだ」

「うん、出張の時、本間さんと三人で食事した時も……自然に気が遣える人だなぁって思ったよ」

今日は佳織の話題が、殊更多く出ることはなかった。
おそらく隼人が気を利かせてくれたのだろう。

それから一時間ほどしてから、加奈子は理央に寝巻きを借りて、二人も布団の中に入った。

理央はすぐ眠ってしまった。
加奈子は理央と同じ布団にいるとはいえ、何故か真ん中の位置になってしまっている。
両サイドに男性がいるという不思議な状況に緊張してしまい、加奈子は目を閉じるがなかなか眠れなかった。
和室に入って左手の布団に加奈子と理央は寝ていたが、理央は加奈子に背を向けた状態だ。

「ん……んん……」

隼人が寝返りを打ったらしい。
右肘が、加奈子の背中に当たった。
加奈子の緊張が、さらに高まる。

(もうちょっと……佐藤くんの方…寄ろうかな)

そう思った時だった。

加奈子の背後から、左手が回され、腹の辺りを抱きしめられる。

「え……」

思わず声が出たが、後ろの隼人から寝息が聞こえる。

佳織と寝ている、という話はしなかったがーーおそらく寝ながら、佳織と間違えているのだろうと加奈子は思った。


(武島くん………)


どきん、どきん、と鼓動が速くなる。
まるで恋人にされるように抱きすくめられ、耳元に寝息が当たる。

さらにはぎゅっ、と抱き留める腕が強くなり、唇が肩の辺りに押し付けられるような体勢になる。


(ま、待って……これ以上は……)


「ん、んっ……」

隼人の左手の親指が、Tシャツの上から、下着を着けていない加奈子の乳房の頂きを捉えた。

眠っているからか、その指の動きはゆっくりだ。
だから余計に、もどかしく感じてしまう。

さらには時折、乳房全体を揉むような手のひらの動きを隼人は繰り返す。
隼人に触れられた左乳房の乳頭は尖りきってしまっていた。

加奈子は口元を手で押さえるが、思わずいやらしい吐息を漏らしてしまう。

(武島くん……そんないやらしいことしないで……!)

そう思っていると、後ろから、ぐぅ、と低いイビキが一度聞こえ、だらん、と隼人の腕の力が抜ける。

加奈子は意を決して、背中を向ける理央のTシャツを何度か引っ張った。

「ん……ぅ?中村さん…?」

理央が寝ぼけながら振り返ると、加奈子の腹の辺りに、隼人が抱きつくような体勢になっていることに気づく。

困った表情をした加奈子の腹から、そっと理央は隼人の腕をどけてやる。

隼人は寝返りを打って、先程とは反対の方向に体を向けた。


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