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ボディメイク
【アイドル/芸能人 官能小説】

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ボディメイク-2

 あれは半年もまえのことです。もしかするとそれ以上まえのことかもしれませんが、詳しい日時はなぜかいまでも、それからいろいろなことがありましたので私じしん正確におもい出すじしんがございませんので、少なくとも半年以上まえのことです。
 ボディメイクの申し込みに来たのは、そのときはご本人ではなく事務所のマネージャーだったかもしれませんが、そのときの記憶もなぜが不鮮明でして、ともかくマネージャーがボディメイクの予約に来たとしましょう。
 マネージャー、あるいは本人が、それはたしか、グラビア撮影でしたでしょうか、撮影が近々控えているのでそれまでにりそうのからだにボディメイクしたいという要望だったと記憶します。まちがえていたらすみません。いまとなっては誰にも確認しようがございません。
 私は、そういったご依頼が来たさいは、ふつう時間をかけて本人、あるいは保護者の方と面談を重ねてどう進めるか決めていく、私じしんとても慎重なにんげんなのですが、それについてはなんどか電話でやり取りしただけで了承しました。なぜか? 恥ずかしながら申しあげますが、その本人が私のよく方で、もっといえば私のこじんてきな、そうです、その方のファンでして、ファンからすればそれほどの機会はないと思い、ジムのオーナーにも相談せずに私判断でその方のボディメイクを請け負うことになりました。
 私はけっこう、というかじぶんでいうのも憚れますが、人気のあるトレーナーでしてほんらいなら予約は半年以上うまっていますが、例外として、つまり私はその方のファンですから、うまっていた予約のわくをこじ開けて、その方のボディメイクの時間をとりました。慎重な私にしたら意外な行動ですが、ファンの行動としてはご納得いただけるでしょう。
 その方、その方と言っていてはイメージというか、どこか業務的なある個人を指すようでお話してもイメージが湧きにくいでしょうから、ここでは仮にですね、その方を、そうですね、よだぱいと呼びましょう。私は、その方、よだぱいのボディメイク、それについてここでお話します。
 よだぱいは某有名なアイドルグループに所属しておりまして、もしかすると賢明な読者の方でもご存知ない方がいらっしゃるかもしれませんが、けっこう人気のある方でして、だから私もその方、つまりよだぱいのファンでした。よだぱいはボディメイクをがんばりたいとまず私に伝え、熱心に私のお話を聞き、私の立てたプランに同意しました。ここで詳細なボディメイクのスケジュールをお話するのはかんたんですが、きっとそのような専門的なお話には興味ない、退屈だという方がけっこういるんじゃないかと予測しますので、みなさまが興味あるお話についてここでお話いたします。


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