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先輩のセカンドバージンは僕のもの
【熟女/人妻 官能小説】

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久しぶりの恋人@-6

「でも、ちょっと……気持ちわかるかも。あたし、今少しだけ気持ちの余裕あるのかな……。本当は絶対嫌よ?
だけど、佐藤くんが本間さんといやらしいことして……どんな表情になるのか、見てみたいかも」

「えっ、なっ……」

理央が加奈子の方を振り返った。顔を真っ赤にして焦った表情を浮かべている。

「ふふ、エッチの時、顔変わるから。佐藤くん」

加奈子は理央から体を少し離して、理央の皿と自分の皿に、少しずつサラダや、パスタなどを取り分けていく。

「そ、そう…?」

メガネ越しに、笑っているが少し冷たそうな表情を浮かべる加奈子を見て、どきん、と理央の胸が高鳴る。

佳織は、清濁併せ呑むような性格をしていると理央は思う。だからこそ、博愛主義だし、男性に対してずるい部分もある。

それに対して、加奈子はーー貞淑で義理高く、曲がったことが嫌いだろう。
そんな彼女が、理央が他人とセックスしている時の表情が見てみたいという。
そう言った彼女の冷たい表情は、そういう風に考える自分が許せないことの表れなのだと、理央は思った。
だからこそ同時にーーそんな感情が表れざるを得ないほど、理央のことを思っていることがわかる。

理央はトングを掴む加奈子をぎゅううっと抱きしめた。

「ちょっ、えっ」

加奈子がびっくりして声を上げる。

「中村さん、可愛すぎ。自分で僕と本間さんのセックス見たいって言ってるくせに、顔怒ってるよ」

「えっ、やだ………わかるの?だって、本間さんとしないでって言ったばっかりなのに、してるときの佐藤くんの顔見てみたいなんて、最低じゃない」

「最低じゃないよ。恋愛とかセックスって白黒つけられるもんじゃないじゃん。中村さんのこと大事にしたいって思うけど、めちゃくちゃにしたいとも思うもん」

理央は人差し指で加奈子の頬をぷにっとつつく。
照れている加奈子が、可愛くて仕方がない。
理央はそう思って、微笑んだ。







「ん……お腹いっぱい。亨くんに感謝しなきゃ。明日までゆっくり出来る」

二人でワインをひと瓶開けて、今は加奈子が注いでくれたインスタントコーヒーを二人で飲んでいる。

「酔っぱらっちゃった。ふわふわして気持ちいい」

加奈子が理央の右腕に腕を絡ませた。
アルコールと、加奈子の香水の匂いがふわり、と香る。
理央の理性はふっとんでしまいそうだった。

「中村さん」

「んん…?」

加奈子にそんなつもりはなくとも、酔っているせいで甘えるような艶っぽい声を出してしまう。

「僕………したいんだけど……ダメ…?」

加奈子は自らの左腕を絡ませたまま、右手の指先で理央の頬を撫でる。

「……するならシャワー浴びてきていい…?ちゃんと、したいから……」


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