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美少女秘密倶楽部
【痴漢/痴女 官能小説】

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プロローグ-2

薄暗い公園の中を遊歩道を目印に進んでいく。ところどころ街灯が照らしてはいるが古いのか灯りが弱く、街灯の足元以外はほぼほぼ真っ暗な状態だ。直進で走れば2.3分、歩いても5分で出られるはずの公園だったが恐る恐る進んでいくせいか今は長く感じる。
公園の真ん中にたどり着いた。遊具が置いてある開けた場所だ。なんとか半分まで辿り着きホッとする鈴香の耳に変な声が飛び込んできた。
「・・・ンンッ、・・・アンッ・・」
女性の声である。咄嗟に足を止める鈴香。声はどうやら広場の端っこにある象の形をした滑り台の影から聞こえてくるようである。
(えっ、何?なんの声よ?)
驚いてその場から離れようとする鈴香。しかしもし体調が悪く苦しんでいる声だったとしたら見捨てるわけにはいかない。そう思い様子を恐る恐る確認しようと近づいていった。
「ンンッ、・・ハァァン!!」
あと少しで確認できるというところでいきなり声が大きくなりビクッとする鈴香。息を殺して滑り台の影を覗き見して目を疑った。
裸の男と女。女が滑り台に両手をつき尻を後ろに突き出すような体勢を取り、男がその尻を両手でガッシリと掴みながら激しく腰を撃ち続けている。薄暗くてよく見えないが2人とも20代のように感じられた。
(えっ?嘘?何これ?)
鈴香も一応年頃の女である。経験がないとはいえ2人がやってることがセックスなのは分かっていた。漫画やドラマの中で濡れ場のシーンを見たことも何回かある。しかし目の前で行われている光景に少女は驚き、思わず尻もちをついてしまった。
ドサっと大きい音がして同時に学生鞄も落としてしまった。ジップを閉め忘れてたせいでノートや参考書などの中身が地面にこぼれ落ちた。
その音で卑猥な行為をしていた2人が鈴香の存在に気づく。特に女の方とは思い切り目があってしまった。
男は20代後半だろうか。黒髪短髪の筋肉質。日頃から鍛えてるようにも見える。女の方は鈴香より少し上であろうか。黒髪の肩くらいまであるサラッとしたロングヘアが美しい。褐色肌がギャルっぽい印象を与えているが、化粧はあまりしていない様に見える本人の顔はモデル並に整っている。胸はメロンのように大きくそれでいて腰は引き締まっておりグラビアアイドルでもなかなかお目にかかれないスタイルをしていた。
「ほら、君がそんなに声を出すせいで気づかれたよ」
「な、何よ。あなたが・・ンッ・・そんなに強く・・挿れるから・・・アンッ!!」


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