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想い…
【エッセイ/詩 恋愛小説】

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失って気付けたモノ2-1

「今から行くから待っててね!」


大泣きしてるアタシには…一人じゃとても耐え切れる自信がなかったアタシには…
何よりも救いの言葉だったよ


アナタが迎えに来てくれるまでの少しの間、アタシは20年以上生きてきて、あんなに訳がわからなくなるくらい泣いたの初めてなんじゃないかな??


って思うくらい泣いた


悲しかったよ…


今だに思い出に出来てなくて大好きだったから


悔しかったよ…


本気で恋をしない人だと思っていたから、重いって思われないように気持ち必死で隠してたのに
…と、結局は失うのが恐くて気持ち言えなかった自分が


だからね、


携帯からアイツの
番号も
アドレスも
メールも
写真も…全部消したよ


アイツとの予定がたくさん書いてあった手帳も
あげるはずだった本も
ディズニーランドの思い出も…全部海で燃やしたよ


アイツを感じるモノが近くにあったらとても耐えられそうになかったから…


泣きじゃくるアタシをギュット抱きしめてくれた


それはもちろんアイツじゃなくてアタシの大切な親友

アタシが泣きながら、アイツとの思い出を燃やしながら永遠と話を聞いてくれたね


ずっと側で…


燃えきった後、何故かすっきりしてた


半年くらいずっとふっきれなくて毎日のように泣いていたけど


やっと決着がついたかな…

そんな気持ちだったよ


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