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麻薬
【女性向け 官能小説】

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麻薬 LastScene-3

大輔があたしの脚を抱え上げた。入口に大輔のが当たる。それだけで、あたしはぶるっと身震いした。
とぷっと愛液が溢れた。
それを大輔が欲望にまぶすと、あたしの中にゆっくり埋めた。
「はぁん……」
熱い。
大輔はあたしの両足を抱え、掻き混ぜてくる。
所謂、駅弁スタイルだ。
不安定なのが、もどかしい。
「やぁんっ……後ろから、してっ…」
「もっとちゃんとおねだりしたら?」
あたしを後ろ向きにすると、欲望の代わりに指を入れてきた。あたしの感じるポイントを激しく擦ってきた。
「ああんっダメっ…イッちゃうぅ!」
「いいよ、イッて。沙希のイク顔、見せて」
後ろからあたしを弄りながら、身体をピタリとくっつけ、顔を捩曲げてキスを交わす。
くちゅくちゅ……
上からも下からも同じ音が聞こえる。
何かが出るような…尿意のような感じがいきなりあたしを襲った。
「やっ…!なんか出ちゃうっ!ああっ……!いやっ」
ぷしゅぅっ……
すぐ潮を吹いてしまったんだとわかった。こんなの初めてだ。
力が抜ける。
「うわぁ…初めて見た。沙希の潮吹き。気持ち良かった?」
大輔のからかうような声にも答えられない。
顔がほてっている。
熱い……いや、暑い。
くらっとした時からの記憶がプツっと、途切れた。

気持ちいい風が吹いてる。おでこには冷たい感触。
目を開けると見慣れた天井が見えた。
「あ、目覚めた?」
大輔の声だ。横を見ると、大輔のホッとしたような顔があった。
「あれ?あたし……」
「のぼせたみたいだな。びっくりしたよ」
うちわを扇いでいた手を止めると、ベッドに横になり、あたしを抱き寄せた。
優しい手が嬉しくて、大輔の胸に顔を埋めた。
大輔の唇が、あたしのおでこに触れる。
「沙希」
「ん〜?」
「俺もお前のこと……、好きだよ」

がばっと身体を起こす。
大輔の顔はやっぱり赤らんでいた。
「まあ……その、最初から惚れてたって、訳じゃないけど……お前が、なんかソワソワしてるってゆーか…誰か他にいるような気がさ、して……で、なんてゆーか……気付いた、みたいな……」
「最初は、どういうつもりだったの?」
あたしの質問に大輔はすごく困った顔をした。
「やりたかっただけ?」
「いや……まあ、それもあるけど……抱きたかった、みたいな」
「言い方変えただけじゃない」
意地悪な質問だと思う。
抱きたかった、だけなんじゃないかとずっと思っていたから。
困っている大輔を見て、思わず笑ってしまう。
「いーよ、答えなくて。……だって、今はあたしのこと好きでいてくれるんでしょ?」
大輔の上に屈み込む。
目が合った。
また、キスをする。大輔の手があたしの背中を這い、引き寄せ、くるりと身体を反転させて、あたしの上になった。
しっかり抱き合って、激しくキスを交わす。
またのぼせたように頭がぼぅっとしてきた。
唇を離すと、また大輔が、
「顔真っ赤。感じた?」
「バカ…」
すぐからかうんだから。
「沙希ちゃんばっかりイッてずるいよ。俺のもしてくれる?」
寝たままのあたしの顔の上に股間を持ってくる。
既にガチガチに強張っていて、先からは透明の液体が滲み出していた。
舌を出して、ソフトクリームを舐めるように味わう。しばらく続けていると、大輔が呻く。


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