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re SEXLIFE
【ハーレム 官能小説】

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re LIFE-14

修は夢を見ていた。梨紗を取り戻し再婚して再び幸せな人生を歩み始めた夢を。クソガキ翔太を手懐けるのに悪戦苦闘しながらも梨紗の笑顔を見る度に、ああ良かった…、俺が本当の梨紗に戻してやるからなと心に誓うのであった。

ねぇ、もう10時よ?いつまで寝てるのー?

そんな声が聞こえた。
(あー、梨紗の声だ。やっぱ落ち着くわー。)
寝ている修に届く梨紗の声。目を覚ましても梨紗がいてくれる…。夢から覚めるのが全然怖くなかった。修はゆっくりと目を開ける。
「あ、お目覚め♪」
寝ぼけ眼も一瞬で覚める愛する女の笑顔。それはまるで元の人生に戻ったかのような姿だった。
「おはよ♪」
「ああ、おはよう。」
少し照れてしまった修に梨紗は言った。
「ほらー、今日は遊園地に行く約束でしょ?あの子さっきから待ってるわよ?」
「あ、ああ、そうだったな…(全然覚えてねーや…)」
頭をかき上体を起こす修。
「パパ起きたよー!」
梨紗が寝室からリビングに向かってそう言った。するとバタバタバタと走って来る音がする。
「パパー!」
可愛らしく走って来る姿を見て修は驚いた。来いやクソガキ!と思っていた修の目には肩まで伸びた髪を揺らしながら愛苦しい満面の笑みを浮かべて走ってくる女の子の姿だった。
「えっ…!?」
驚いて固まる俺に女の子が抱きついて来た。
「あ、歩美…なのか?」
女の子はニコニコしながら
「そーだよー!」
と答えた。苦笑いしたのは梨紗だった。
「歩美以外誰がいるのよっ、もう!」
「…」
ポカンとする修は現実が受け止められずにいた。
「翔太は…?」
まだ少し寝ぼけているのか、修はそう口にした。
「何言ってるのよ、まだいる訳ないじゃない♪だってまだここにいるんだからっ♪」
梨紗は修の手を取りお腹に当てる。
「えっ??」
「もー気が早いんだか、変な夢見てたんだかっ♪昨日ようやく男の子だって分かって2人で考えた名前だよねー、翔太は♪」
「えっ…?」
唖然とする修に歩美は言った。
「私のおとうとー♪」
「歩美の弟…?」
まだ状況が飲み込めていない。
「もう、どうしたのよ修ぅ。寝ぼけてるの?なんか変だよ??」
呆れた笑顔でそう言った梨紗。修は少しだけ頭が覚めてきた。
(こ、これって…、元の人生に戻った…!?)
夢が現実がまだはっきりしない修であった。


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