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「短編集『O嬢の館』の女たち」
【SM 官能小説】

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第二話 『国会議員の妻・美沙(M225)の潮噴き』-9

(6)
 わたくしはどうやってホテルに戻ったのか覚えていないくらい、意識が朦朧としていました。

 あれからずっと膣奥の子宮が慄えっ放しになっていたんです。ポルチオ性感がおかしくなっていたんだと思います。
 タクシーのシートに座っていても、車の揺れで絶頂にイッていたのです。

 タクシーをホテルの前で降りて、一歩足を踏み出すのも怖かったのです。ハイヒールで一歩歩く度に、欲情で腫れあがったようなアソコにズッキーンと響く快美が走るんです。

 いくらサングラスを掛けていても、ホテルのフロントマンはわたくしのことはよくご存知ですから、痴呆のようにダラけた貌を見られてしまうとマズイんです。わたくしは顔を見られないようにして、部屋に戻ったはずです。

 ホテルの部屋でシャワーを浴びた頃にようやく意識がはっきりとしてきました。

 議員の妻としての誇りと体裁を取り戻さなければと自分を叱咤しました。

 でも、あの二人は忘れられない最凶のコンビです。
 わたくしは二人と約束を交わした、いくつかのことを思い出していたのです。

サイトに『M225』が入店予定を入れれば、すぐに予約を取ってくれること。
プレイの度に、二人にお小遣いを5万円ずつあげること。
二人は一週間ぐらい穿き続けたパンツをわたしに渡してくれること。
プレイの最後はわたくしの美貌をオマンコにして、ザーメンを飲ませてくれること。
……などです。

 そうなんです。
 残り時間が10分程度になった時、二人がわたくしに壁の穴から顔を出すことを要求してきたんです。
「潮噴きババアの顔を、もう一度見せろよ」
 安部君がそう言って、わたくしのヒップを叩いてきたのです。

 顔を見せ合わないのが『O嬢の館』の規則です。それが一番の特長なのに……。

 すでに路上で晒してしまった美貌です。
 わたくしは涙で濡れそぼった顔をギロチン台に立たされた女のように、壁から突き出したんです。

「へへへっ。こんなキレイな顔のババアはどこにもいねえな。まだ出そうだ」
 そう言って、二人はわたくしの美貌をオマンコみたいにして犯してくれたんです。

(あああっ。臭くてたまらないザーメンをいっぱい頂戴っ……)
 わたしは息を詰まらせながら、胸の内で叫んでいたんです。
 こんな贅沢なプレイは他にありません。二人のザーメンがわたくしの咽喉奥にネバネバと絡みついてきたんです。


 シャワーを何度浴びても、わたくしは二人とのプレイを思い出しては、お股をジュクジュクに濡らしてしまいます。

(東京にもっと頻繁に泊まれるように画策しなくちゃ……)
議員の妻の顔に戻っても、頭をフル回転させて月内に上京するプランを考え始めているんです。


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