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友達の母親は未亡人
【熟女/人妻 官能小説】

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阪井泰斗/二度目のマッサージ-4

「では…飯塚様、始めていきますね」

「飯塚様って言い方やめてよ」

「な、何とお呼びすれば……」

「上の名前でも、下の名前でも。様は嫌。プライベートなのに」

「で、では……冴子さ、ん」

どぎまぎしながら、泰斗はシャツを腕まくりし、冴子の脚の辺りに自宅から持ってきたもう一枚のタオルをかけた。
オイルを手につけて、まず首の辺りを揉みほぐすようにしながら、指を滑らせる。

「ん、気持ちいい……。あれからは結構忙しかった?」

「いつも通りといえば、そうなんですけど。土地柄、夜中は案外混むんですよね。男性スタッフって僕しかいなくて、強めの施術やって欲しいって女性も多いですし」

「そうよね、あたしも強めの加減が気持ちいいって思ったもん」

「本当…すみません…」

手を肩から体に巻かれたタオルの中の方まで滑らせながら、泰斗は言った。

「…ん……嫌だったら今日二人きりで会わないから。気にしなくていいよ」

「いや……僕、本当に、施術中にあんな風にしてやりたいなんて女性に思ったこと一度たりとも無くて……あんな言葉使いしたり……」

冴子は聞いていないのか、泰斗の言葉に、言葉を返さなかった。
泰斗は邪念を振り払い、腰の辺りを施術するために、脚に敷いているタオルを臀部の辺りまで引き上げると、体に巻かれたタオルをゆっくりと剥がしていく。
肩から腰の辺りまで、手を滑らせる。
先日は、腰の辺りをオイルマッサージすることがかなわなかったので、せめてもの罪滅ぼしと思い、泰斗は入念にマッサージしていく。

「ん……気持ちいい、腰の辺り……」

「良かったです。では次、脚の辺りやっていきます」

剥がしたタオルを背中にかけてやり、まず、脚にかかっているタオルを右脚だけにかかっている状態にする。
オイルをまた手につけて、太ももの裏側に手を滑らせた。

臀部ギリギリが隠れたタオルを引き剥がして、また前回のように、乱暴したくなってしまう。

呼吸が荒くなりそうなのを押さえて、丁寧に太ももの裏側のリンパを流していく。
細すぎず、むっちりとしたその脚に口付けをして、べろべろと舌を這わせたくなる衝動を何とか押さえつつ、次は右脚をもマッサージした。





「ーー以上になります」

何とか全身をマッサージし終えた後には、いつもと異なる疲れがどっしりと泰斗の体にのしかかった。
泰斗がユニットバスで手を洗って戻ってくると、冴子は体にタオルを巻いて、ベッドの上に腰掛けた状態で待っていた。

「ふふ、泰斗くん、ありがとう。すごく気持ちよかった」

「前回の汚名返上しないと……」

ふう、と泰斗はため息をつく。

「横、来て」

そう言われて、泰斗は戸惑いながら冴子の右隣に座る。

「次は泰斗くんも気持ちよくなる番」


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