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「背徳と退廃・花嫁Mの手記」
【SM 官能小説】

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「背徳と退廃・花嫁Mの手記」-24

 初めての夜から一年半が過ぎていました。その間にわたくしの秘肉は教授の指で、教授の男根で、いろいろなオモチャで弄ばれ、めくるめくような性感を次々に開発されていました。元々から『蛸壺・巾着・ミミズ千匹』の素晴らしい名器だと教授から褒められていました。肉棒に吸い付いて、絞め付けて、膣襞がグニュグニュと蠢くんだそうです。

 教授から受けた調教で最も悩ましいのは、絶頂イキとほぼ同時に牝潮を噴き上げる身体にされたことです。あの恥ずかしさに慣れるのはとても無理です。男の方が射精されるのは感極まってのことでしょう。でもわたくしが牝潮を噴くのは一度だけじゃないんです。何度となく数メートルも噴き上げてベッドをビショビショに濡らしてしまうんです。
 必ずと言っていいくらい大量に噴き上げてしまうようになった身体が恨めしいんです。

そして、半年ほど前から膣奥の子宮口にあるポルチオ性感に狂う調教を受けていました。
 魔境の性感です。教授のぶっとい男根で膣奥を突き上げられると子宮にズズーンッと響くんです。バージンを奪われた夜ですら膣奥の子宮口を突かれて、わたくしは凄まじい快美に溺れたくらいです。あれがポルチオ性感だそうです。
 あの壮絶な快美……あれと同じ愉悦の絶頂をセックスでなくても得られるという異常なポルチオ性感に目覚めさせられたのです。
 恥骨のちょっと上のあたりを指先でズンズンと突かれると響くんです。骨盤をトントンと叩かれても響くんです。下腹部を鞭打たれただけでも響くのです。

 子宮に響く快美な震動が、わたくしを狂わせます。膣奥を突き上げられているのと同じような気分になって、声を張り上げたくなって悶えてしまい、めくるめく絶頂にまでイクんです。
 電車の中でも下腹部をトントンと叩かれただけでイケるなんて……身体まで変態になってきている証です。日を追うごとにどんどん敏感な身体になってきています。

 教授が講義に行ってしまわれると、わたくしは教授室に一人磔にされた状態で残されたんです。放置プレイは惨めです。自分のマゾ性が剥き出しになるんです。
「ああ、あっ……」
 膣奥深くまで挿入されたバイブがヴィーン、ヴィーンと唸っていました。その振動の絶えることのない刺激に身をクネらせずにおれません。どうしても淫らな喘ぎ声が噴き上がってきます。

 窓から見える大学構内の日常の風景が眩しくてなりません。楽しそうに雑談している学生達の姿が見えるんです。彼らがこの教授室の窓をつぶさに見上げれば、本棚を背にして磔けされて、あさましく身悶えているミスキャンパスのわたくし猥らな裸身が見えるはずなんです。
 Y字に光り輝いて揺れている鎖も見られてしまうんです。そんな位置に教授はわたくしを磔にして出て行かれたのです。

「見てっ。誰か……わたしの恥ずかしい姿を見てっ。一人でイクところを見てっ」
 わたくしはお尻を本棚に擦りつけながら、一人で哭き叫んでいました。
 バイブの振動が子宮にまで響いてきたのです。開発中のポルチオ性感が掘り起こされ、目を覚ましてしまったんです。ポルチオが恐ろしいのは、身体の奥深くで蠢く底無し沼のような快美がいつまでも、どこまでも続くことなんです。
一人だけで何度も絶頂に達し、すぐに次の絶頂においやられ、その無間地獄に溺れ込んでいました。身体が痙攣を起こしていても、絶頂地獄から逃れることが出来ないんです。

そんな快楽を貪ったにもかかわらず、一時間後には身体が不満を訴えていたのです。
「ああああっ。もっと奥まで突いて欲しいのっ」
固定されているバイブが唸りを上げて振動しているのですが、徐々に物足りなさを覚えていました。膣奥の子宮がもっと深く突き上げて欲しいと訴えるんです。


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