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Sorcery doll (ソーサリー・ドール)
【ファンタジー 官能小説】

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ザイフェルトの修行と厄祓い(中編)-12

「ぴちゃ、れろっ、18、17、16」
「フリーデ、うぅっ、あっ!」
「ああっ、もうすぐ……9、8、7、6、5、4、3、2」
「くっ、うっ……はぁ、はぁ、はぁ……」

フリーデの手のひらに包まれた逸物が脈打ち、射精が始まる。フリーデのしなやかな指先もねっとりとした精液にまみれていく。それでも扱く。
フリーデは射精が始まると、目隠しされていても、ザイフェルトのあえぎ声で唇の位置がわかったので唇を重ねようとしてみた。できた。手の中で射精しているザイフェルトと舌を絡ませ射精が出しきるまで濃厚なキスをしていた。

「ぴったり……というわけにはいかなかったですが、ふふっ、ザイフェルト、とても気持ち良かったですか?」

身を起こしたザイフェルトはフリーデの目隠しの帯紐を少し慌てながら解いた。
目を閉じていたフリーデはゆっくり目を開けて、驚いているザイフェルトの顔を見つめて微笑むと、精液まみれの右手の手のひらにある精液をペロッと小さく舌を出して舐めた。
ザイフェルトは、ぞくっとするような色気をフリーデに感じた。

「ザイフェルトの興奮が昴ぶっていってこのまま手を動かしていたら、ザイフェルトがどれくらいで我慢しきれなくなるのか感じてみました。惜しかった。ザイフェルトは私の声や耳を舐められるのが好きなのがよくわかりました」

目で見えないものを心で感じ取る力のことを、感応力と呼ぶ。フリーデはストラウク伯爵からザイフェルトに伝えるようにと言われていた。

「感応力が強くなると、言葉を口に出さなくても、手をふれあっているだけで、相手の気持ちが感じ取れるようにもなるそうです。ヘレーネ様は、この感応力がものすごくお強いそうですよ」
「フリーデ、このあいだみたいに、俺が射精した時にその、俺の気持ちみたいなものは感じたのか?」
「ふふっ、気持ち感じましたよ。射精している時にザイフェルトの股間のものにさわっていましたから。それでキスしたくなってしまいました。とても、気持ちがいいキスでした」

ザイフェルトとフリーデは、ふたりで考えてみた。
感応力と念の力。
どちらも心が関係する力がある。
感応力はとうやら母性的な力らしい。
目に見えない思念や感情を感じる力のようだ。
念の力は父性的な力らしい。
思念や感情を感応力のある相手に伝える力のようだ。

ザイフェルトを手で逸物を扱き、耳や乳首に愛撫して射精するまで興奮を昴ぶらせてみてフリーデにはわかった。
子爵シュレーゲルには、本人が気づいてないけれど念の力がある。フリーデはシュレーゲルと戯れたり交わった時に、シュレーゲルには念の力があったので、恋心を感応力で感じた。

(シュレーゲル様と戯れた時から、私の感応力が少しずつ目覚め始めたということですね。ザイフェルトも念の力が目覚め始めているけれど、まだ興奮が昴ぶった時や射精のような強い快感がある時にしか、私の感応力ではザイフェルトの念の力を感じられないのでしょう)

手や身体についたザイフェルトの精液を温泉の湯で洗い流しながら考えていた。
ザイフェルトとフリーデが温泉から寝所に戻る時に廊下で、テスティーノ伯爵とアルテリスに会った。

「おっ、ザイフェルトとフリーデもお楽しみだったのか?」

アルテリスにフリーデが肩に手を回され囁かれ、フリーデは恥ずかしがりながらもごまかしきれない嘘をつくのも感応力があるなら無駄なので、こくっとうなずいた。

テスティーノ伯爵とザイフェルトは、自分の伴侶を見つめてから苦笑を浮かべていた。

「じゃあな、ザイフェルト」
「おやすみなさい、伯爵様」

ふたりが短い会話のあとそれぞれ歩き出した。アルテリスとフリーデも自分たちの伴侶のそばに戻った。

「ザイフェルト、いつでもお風呂が使えるのは便利ですね」
「スト様は温泉があるから、ここに家を建てたと言っていたな」

翌日、ザイフェルトとアルテリスの手合わせで初めてザイフェルトがアルテリスを転ばせることができた。

「お、おい、ザイフェルト、起きろ、あたいの胸に顔をうずめてもいいのは、伯爵様だけだっ!」

ごちんと頭を小突かれて、ザイフェルトがボーッとしていた状態からアルテリスの豊胸に思いっきり顔を突っ込んで押し倒している状況だと気がついた。

「ふむ、引き分けってところだな。ふたりとも大丈夫か?」

そばに来て手を差し出したテスティーノ伯爵の手を取って、身を起こしたアルテリスがテスティーノ伯爵に抱きつく。
ザイフェルトはその場で座りこんでしまっていた。

「ふふっ、伯爵様、ザイフェルトも力が使えた。あたいの体が、ふわって浮いたんだよ!」
「見ていた、念の力を使えていたな。ザイフェルト、今、すごく体が疲れてるんじゃないか?」
「はい、すごいだるさがありますが、少し休めば大丈夫です」
「こらっ、ザイフェルト、あたいの胸をさわったんだから、伯爵様にあやまらないと、フリーデに言いつけるよ!」
「すいません、伯爵様」
「アルテリスは怒ってない、そんな気まずそうな顔をするな。アルテリス、私以外の念の力を初めて受けたから驚いたのはわかるが、許してやれ」

ザイフェルトがアルテリスが突っ込んできたのを、両腕を真っ直ぐのばしてつかむのではなく抱き止めるつもりでザイフェルトも突っ込んた。
その瞬間、アルテリスはザイフェルトの力でわずかに押されて足が浮いた状態になっていた。ザイフェルトがそのまま抱きつき、アルテリスが押し倒された。
アルテリスに対して、悪意も殺意もなく夢中でしがみついた瞬間、ザイフェルトの意識は射精した時と同じような頭の中が真っ白になり、アルテリスに頭を小突かれるまで気持ちよさにボーッとなってしまっていた。

「ザイフェルトにはアルテリスは刺激的過ぎたようだ」

アルテリスもザイフェルトが胸に飛び込んできた時、思わず抱きしめていた。


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