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プリンセスゲーム
【ファンタジー 官能小説】

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プリンセス・ゲーム-3

ですから少年を堕とすことくらいは簡単でした。
しかしスポーツマンの少年はいい筋肉を持っていました。それは私がひどい扱いをされたこと思い出す、一番ぞっとするものなのです。
ひそかにしなくてもよければとは思っていました。
別の者が担当した理由はひとつ、わたくしの横にはいつもプリンセスがいたということです。
それに、ここでわたくしの裏切りともとれることが発覚すると、サージがどう行動するかも読めません。
そこで、わたくしは彼のいなくなった心の隙間を埋めることだけが任務となりました。
プリンセスは活発な子です。心の一部はどうしようもありませんが、動いて発散させました。
体のうずきは、わたくしが抱きしめて差し上げます。
その日も、問題が解消してほっとしたのか、プリンセスはそのままわたくしに体をあずけてきました。
あの子が魔術院や警護隊と直接戦うのは初めてでした。
よく頑張れたという気持ちと、それがわたくしのためにしてくれたことだった誇らしさに、わたくしの気持ちも高ぶってしまっていました。
≪もうセックスなんて極めたと思っていたのに≫ 恥ずかしく思いながらプリンセスにキスをします。
サージは普段男っぽいくせに、ベッドでは上になることは少ないのです。
わたくしにさわられ、刺激されて、かわいい吐息を漏らします。まだくすぐったがることも多くて、わたくしにさわるのもうまくありません。
≪これからしっかり教えて差し上げますわ。男性の喜ばせ方もね≫ 小ぶりの乳房をなでながら思います。
サージも同じように胸を揉んでくれますが、まるでヤギの搾乳のように感じて、笑ってしまいそうになります。
≪だめよ、姫はわたくしみたいに経験がないのですからね≫ 気持ちよさそうな声を出してあげます。
下半身をぎゅっと押し付けて抱きしめると、逆にやさしく触れるかどうかといった口づけをします。唇に唇を滑らせ、求めてくる唇に大きく吸い付きました。
背中をなで。かわいく突き出すお尻を揉んでやります。
それから手を前に回して腰をなで、片足に足をからめながら、内ももをなでてやります。ひざを閉じて我慢していましたが、やがて足を開いて、さわってというように下腹部を突き出させてきます。
腰を振っておねだりしてもまだ触りません。とうとう腕をつかまれました。そこへ運ばれますが、周りのふくらみを丸くさわって、開いた溝には触れません。
腰を揺らして、なんとかさわらせようとしてきます。
サージは我慢できなくて、つらくて、「ウウウン」と、唸りました。
その口をもう一度唇でふさぎます。入ってきた舌に舌をからませてやりました。
≪あらあら、こんなこと知っているのね、あの彼に教えてもらったのかしら≫
そのまま、指を下の溝の中に入れてやりました。くぐもった叫びで、体をそらせます。
その後でわたくしのさする指に合わせて腰を上下に動かしました。わたくしを触る手は止まって、ただ抱きついています。そして絶頂をむかえたようです。動きが止まりました。
動けないサージの股間を拭いて汗と愛液をぬぐってやります。そのまま眠ったように見えました。
サージにシーツをかけて、反対を向きます。このままではわたくしが寝られそうにありませんでした。そっと胸と股間に手をやっていました。
そうしているとうしろから手が伸びてきました。
「ごめんね、自分のことしか考えてなかった」
「あなたは王女様なのですよ。こんなことしなくていいのですよ」
「ちがう、あなたはわたしの大切な友」へたくそに触ってくれます。
「ああ‥」初めて作ったものでない喘ぎを漏らしてしまいます。訓練の最初の頃、二度と出してはいけないと言われた声でした。振り返って抱きしめるとキスをします。
サージはわたくしが絶頂をむかえる演技をするまでしてくれました。


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