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友達の母親は未亡人
【熟女/人妻 官能小説】

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飯塚冴子/オイルマッサージ店で犯されて-2

冴子はいつもと違うスタッフに緊張しながら、素肌に身につけたキャミソールと、使い捨ての白い下着の上からバスタオルを巻いた。
そして、自ら持ってきたシュシュで少し高めの位置で髪を団子状に結った。
自らのバッグを持って施術室へと向かう。

「飯塚様、どうぞ」

ニコニコと笑う顔は、とても爽やかだった。
冴子はバッグをカゴの中に置いて施術台の上に座る。
男性はカゴを施術台の下にしまうと「どこか重点的にやって欲しい箇所などございますか」と尋ねた。

「三日間寝すぎちゃって…腰、ですかね」

「はは、寝正月ですね」

「そうなんです」

男性は冴子の腰をバスタオル越しにググッと親指で押した。

「あ、気持ちいい……」

「ではこの辺り重点的にやっていきましょうね」

冴子のバスタオルを取らせて、男性はそれを施術台に敷く。

「本日担当致します阪井と申します。よろしくお願い致します」

阪井と名乗る男は冴子をうつ伏せにさせて、まずオイルを塗らずに首の辺りから丁寧に指で押していく。

(男の人だと、やっぱり強めで気持ちいいな……)

首の辺りがゴリゴリと鈍い感触があるのがわかる。

「今日はあまり予約ない感じですか」

「そうですね…。今日から営業日なんですが、誰も入る人がいなくって、僕が入ることになりました。僕、普段はこの時間ではなくて、夜間なんですよ」

「あ、ここ、二十四時間やってますもんね。夜中にいるから見たこと無かったんだ、阪井さんのこと」

「飯塚様は、結構通われてるみたいですよね。メンバーズカード見ると」

そう言いながら、阪井は肩の辺りをほぐすように押していく。

「ん、…そうですね、結構通って……経ちます」

肩を押されているせいで、言葉が途絶え気味になる。
肩甲骨の辺りを押され、さらには重点的にとお願いした、腰の辺りへと指が到達する。

「めちゃくちゃ…細いですね……。お仕事忙しいんでしょう」

「ん、ぅ……そうですか?確かに十二月は忙しかったです。ここも予約したかったんですけど、全然行けなくて」

指圧した時に出す声があまりに甘美で、阪井はーーいつもなら周囲の目があるため全く思わないはずのーーいやらしい感情を湧き起こす。
歌舞伎町という土地柄、夜間に施術をする女性はほとんどが水商売を専業としている。
綺麗な顔立ち、派手なメイク、男を誘うようなボディラインがわかるタイトなスカート。
そんなものは見慣れていたはずだったし、よくAVなどであるような、オイルマッサージ店の男が強引に挿入してしまうような話にはうんざりしていたはずなのに。
メンバーズカードを確認していた時に見えた生年月日は、阪井よりも年上だった。
派手な顔立ちの割に、どこか落ち着いた雰囲気を持つこの女は、普段なら持たないはずの感情を阪井に芽生えさせた。


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