投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

王女と王妃を調教する:呪われた王宮〜宿命(さだめ)を負う聖少女の物語
【ファンタジー 官能小説】

王女と王妃を調教する:呪われた王宮〜宿命(さだめ)を負う聖少女の物語の最初へ 王女と王妃を調教する:呪われた王宮〜宿命(さだめ)を負う聖少女の物語 442 王女と王妃を調教する:呪われた王宮〜宿命(さだめ)を負う聖少女の物語 444 王女と王妃を調教する:呪われた王宮〜宿命(さだめ)を負う聖少女の物語の最後へ

第七十四章 断末魔-2

「ああっ・・お、お母様・・・?」
「お、王妃様っ・・・」

アズートの術が解け、気が付いたルナとディオンは信じられぬように見ていた。
大トカゲごと倒れたマチルダを、ディオンは剣でアズートの蛇達を払いながら助け起こした。

「お母様っ、お母様ぁー・・・」

ルナが必死に母の身体にすがっている。
大トカゲは仰向けに倒れて動かない。

「お母様っ・・・しっかりして・・・」
まだ痺れるルナの頭の中は、母への思いで一杯であった。

「ルナッ・・とどめを・・・」

母の言葉に記憶が徐々に蘇ってきた。
アズートの催眠術も消えていた。

「ハ、ハイッ・・・」
ルナは頷くと、ディオンと共に大トカゲの腹から聖剣を抜き、夢中で胸に突き刺した。

「ウウギャアアアアー・・・」

最後の叫びを上げると、アズートだった大トカゲは見る見る内に泡となって消えていった。
血まみれになった顔を振向かせると、母が苦しそうにしていた。


王女と王妃を調教する:呪われた王宮〜宿命(さだめ)を負う聖少女の物語の最初へ 王女と王妃を調教する:呪われた王宮〜宿命(さだめ)を負う聖少女の物語 442 王女と王妃を調教する:呪われた王宮〜宿命(さだめ)を負う聖少女の物語 444 王女と王妃を調教する:呪われた王宮〜宿命(さだめ)を負う聖少女の物語の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前