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お江戸のお色気話
【その他 官能小説】

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お江戸のお色気話、その11-5

男が手探りで娘が寝ている所に来た時、
月明かりに照らされたそこはいつもと違っていた。
女としては、ことを起こすには、余分なものは身につけてはいない。
せいぜい、薄手の襦袢だけを身につけて寝ている。

その夜は男が夜這いに来ることになっていて、
娘のお染めはドキドキしていた。
昼間から、そのことを思っており、いつしか女の部分は濡れていた。

男が目当てのお染めの近くに来た時、男は驚いていた。
なんと、お染めの隣に、もう一人の女が寝ていたからである。
これでは、ことを始めることはできない。
その姿から尊像すると母親らしい。

男は躊躇っていると、
その母親は少し身体を起こして男に小さな声で囁いた。
(あの……よろしければ、娘と一緒に私を抱いてくださいな)

月明かりに浮かんだ、その母親の顔は微笑み、美しかった。
娘のお染めも美しいが、さらに熟れた女の色気と匂いがする。
それは娘にはない、円熟した大人の女の熟れた身体だった。
襦袢を少し開き、大きな乳房が月明かりで妖しく光っている。
(ほ、本当に良いんですかい?)

男は、娘のお染めと母親のお嘉代を目を丸くして交互に見つめた。
二人は黙って頷いていた。
(あたしは、どちらからすればよろしいので?)

すると小さな声で、(あたしから先に、母は後で良いそうです)
その言葉に頷いた男はお染めの隣に来て褌を取った。
すでに男の陰茎は太く固くなっている。

片袖に通していた薄い襦袢をそっと脱がすと、若い女の匂いがする。
ふっくらとした乳房に触れ、乳首を舐め吸い上げた。
(あぁ……)と娘は切ない声を上げている。

そのとき、男は思わずドキッとした。
自分の股間のものを誰かに握られたからだった。
その手は熱く、陰茎、いわゆるマラを擦り始めていた。
母親のお嘉代のその目は燃えているようだった。
思わぬ行為に男は、母親の熱い思いを感じた。

母親は、娘の淫らな姿に思わず興奮したのだろう。
しかし、それ以上には割り込んでこなかった。
自分は娘が終わってから、たっぷりと愛して欲しいと思ったのだろう。
男はお嘉代に言った。
(娘さんが逝ったら、ゆっくりとあんたを……)

お嘉代は嬉しそうに頷いていた。
男は娘の濡れた陰穴に陰茎を入れながら、
擦り寄ってきているお嘉代の穴に指を入れた。
すでにそこは溢れるばかりの陰水で溢れていた。



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