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想い…
【エッセイ/詩 恋愛小説】

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失って気付けたモノ1-1

一瞬時間が止まって頭が真っ白になった…

なんて言葉よく聞くけど、ただの大袈裟な表現だと思ってたよ

でも…

「彼女が出来たって」

一瞬時間が止まって頭が真っ白になった…

こうゆう事を言うんだね

おかしいなぁ…
仕事に生きる事にしたからアタシから離れていったんじゃなかったの??

アタシはアナタと会えなくなった理由がわからなかったから勝手にそう思う事にしてたよ

「軽い感じで、手出しちゃったんだよね。って言ってたよ」

何それ??
そんな人だったっけ??
…だったんだよね。

じゃなきゃ、アタシの周りの人があんなに反対するわけないもんね。

「そんな人やめときなよ!」「あいつのどこがいいの??」
そんな言葉ばっかり何回言われたかな…

そんな人にハマって大好きになりすぎたアタシがいけなかったのかな??

でもね、本当は全部知ってたよ

アナタが自分を大好きな事も、大袈裟すぎるくらいに話おっきく話するのも、かわいこぶったり、自分つくってたのも

全部分かってたよ。

けどね、それでもダメなの。大好きだった。

本当は自分の事認めてもらいたくて必死だった事も…
「人の評価なんて気にしない」なんて言ってたけど

アタシは分かってたんだよ

そんなプライド高くて、独りでも大丈夫…っていうふりをしているアナタを誰よりも支えたかった

ずっと側で…

けど、アナタは何も言わずアタシから離れて行ったね
アタシもアナタへの気持ち何一つ伝えていないから…

なんで何も言ってくれなかったの??


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