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マイ・ドリーム 伝授の儀式
【ファンタジー 官能小説】

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マイ-6

≪あなたは悪魔の力の方を信じるんですね。魔女の力は悪魔の力ではありません≫ それだけ言って、黒猫は消えていきました。
「やめて」 火は燃えあがり、枝に伝った油を追って炎が這うように迫ってきます。
腰を振っても枝は抜けてくれません。
「あなたの親方に頼めばどうなの。でも神様は聞いてくれなかったわね」アリルは、ひとり喜びに浸っています。
「悪魔め。だったらあたしは魔女になってやる」
「あら、違ったの?」
炎が近づいてきます。
「リルの勝よ。もうおそいわ、魔女としても、女としても」 喜んで、私から離れて眺めます。
「熱い」それは短い間でした。もう痛みにしか感じません。
大きくなった炎の男根に股があぶられていきます。
「どう、綺麗な炎だわ」
みんなは魅せられたように、だれも動きません。目は炎だけを見て、耳はあたしの悲鳴だけを聞いていました。
「マイ」母親が我に返って叫びます。 
「悪魔を見ちゃだめ。怖いのよ。悪魔に見ると、逆に見入られちゃうわよ」アリルが面白そうに言います。 
≪あたし? 悪魔はあたしじゃない。でも、そこの女は悪魔よ。 あたしが魔女なら、あんなやつ許さないのに≫ 
「やめてその子は、私の子よ」 母親はバケツの水をあたしにぶちまけました。
≪自分の楽しみのためにみんなを傷つけていくやつ≫ あたしは悪魔を見返します。
母親が水だと思ったものからは鼻を突く、揮発性の匂いがしました。
アリルが笑っています。
一瞬後あたしの目は美しく広がる大きな炎の帯を見ます。
「あたしはおまえを正してやる。魔女になってやる」
叫んだ喉から炎が入り込んできました―――――


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