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ヤクトリの女
【熟女/人妻 官能小説】

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進展-1

銀三は臨時の寝床であるビルの管理人室で結構遅くまで寝ていて、自宅のアパートの部屋に戻ったのは昼近くだった。行きつけの弁当屋でスタミナ弁当と豚汁を買いアパートの部屋に戻り、弁当を食べ終え昨晩の事を思い出していた。

(俺も年だな、朝寝坊も良いところだ。)
(課長、寝坊しなかったかな?)

とニヤニヤしながら考えていた。時計を見て、

(仕事までパチるか?)
(久々に会社近くのパチ屋行くかな。)

と着替えようと立ち上がると携帯の着信音が鳴る。イチからだった。銀三はすぐに電話に出ると、

「済まない、銀さん。」

と開口一番、イチからの謝罪だった。銀三は嫌な予感がすると思いながらも明るい声で、

「どうした、イチ?」

と応じた。
 

 早朝から開始された内偵•尾行捜査は上々の結果だった。山川班は、半グレの幹部と思しき菅原の尾行捜査で、銀三が監視している元喫茶店の他に、3ヶ所新たに拠点らしき場所を見つけた。それぞれ監視要員が配置されたが真理子は元喫茶店の拠点は監視の必要は無いと指示した。

瀬戸班は、以前押収した半グレの顧客リストの人物の内偵捜査中に訪れた男が帰った先が拠点らしいと判明する。その場所を急遽内偵捜査する事になり、訪れた幹部らしき男後に豊川と判明した男を確認する。その豊川を尾行して、2ヶ所拠点らしき場所が新たに判明した。新たに発見した拠点と豊川に監視要員を配置したと報告する。

真理子を交えて新たな情報を吟味して、地図に判明した拠点の場所をマーキングすると首都圏の西側を菅原が担当し、東側を豊川が担当している様に思えた。豊川が担当している拠点は、地図上の間隔的に最低でももう1ヶ所は存在すると思われた。

真理子が膨大なデスクワークに勤しんで時計を確認するともう夜に近い時間帯だった。椅子の上で伸びをして溜息を付いた時携帯の着信音が鳴る。業務用の携帯で、銀三を現す偽名が表示されている。真理子は顔を赤くしてすぐに出た。銀三が急いだ風に、

「俺だ、小田課長かい?」

と聞いて来る。真理子は騒ぐ動悸を何とか抑え、

「ええ、そうです。」

と答える。銀三は早口で、

「中のヤツからのネタだ。」
「今晩9時、連中の会合が有るらしい。」

と言い、

「今から場所言うから、メモ取りな。」

と話すやいなや、場所を話し始める。真理子は慌てて書き留める。銀三は、

「緊急会合だとよ。」
「たまたま、聞いたらしい。」
「それとヤツは取引きがしたいってよ。」

と話して来た。真理子は今もたらされた情報に心奪われ、

「後で連絡します。」
「今貰った情報に対処しないと。」

と答えるや否や電話を切る。拠点の監視要員で結構人数を取られている、実際何人今入った情報に対応できるか確認する為に小走りに捜査課に向かう。

監視要員以外の捜査官達はほぼ全員残っていた。瀬戸と山川が拠点のマーキングされた大きな地図を見ながら話し合っていた。駆け込んで来た真理子を2人は驚いた様に見つめる。真理子は息切れしながら、

「今晩の待機班は?」

と聞くと少し遠くの机の前の椅子に座っていた山田が、

「私達です、課長。」

とこちらも驚いて答える。真理子は、メモ書きを近付いて来た山田に渡しながら、

「この住所に向かって頂戴!」
「連中が緊急の会合を開くらしいの。」

と指示する。山田は、

「⚫️⚫️区4丁目5-10 スーパーバニーガール」

と声に出して読む。山田の後ろから待機班のメンバーだろう2人が覗き込んでいる。真理子はテキパキと、

「閉鎖された元ガールズバーらしい。」
「すぐに向かって!」
「カメラ機材を持って行って、リアルタイムで映像送って!」
「もし難しい様なら無理しないで!機材は使わなくて良いから。」
「誰が来るのかが一番知りたいの!」

と言うと山田達は、

「はい!」
「すぐに向かいます!」

と駆け足で捜査課を出て行く。瀬戸が、

「課長のネタ元からですか?」

と話し掛ける。真理子は頷き、

「ええ、急遽入った情報なの。」
「新顔のメンバーがいれば、出来れば尾行したい。」
「山田君達だけでは足りないかも。」

と言うと山川が、

「自分が行きます。」

と言い、机でパソコンを睨んでいる数名の部下達の元に行き声を掛ける。部下達は山川と一緒に捜査課を出た。瀬戸は早くもノートパソコンを準備して映像が送られた場合に備える。

捜査課には大きなホワイトボードが二台置かれ、判明した拠点の写真、その横に出入りする構成員の顔写真が貼られていた。その中には真理子が銀三から提供された映像データの物もある。瀬戸班と山川班でホワイトボードが分けられている様だ。瀬戸も準備が終わると数人の部下達を連れ尾行要員として加わるべく出て行く。

真理子は電話で銀三が話した取引きの事が気になり、折り返し銀三に電話したが仕事中との事で掛け直すとすぐに切られた。
真理子は、

(例の拠点にいる人物が保護を求める気になったのか?)
(強制捜査が近い事も銀三さんに話すべきかな?)
(でも部外秘の重要情報よ。)

と悩む。そして、銀三が保険だと言って真理子にした事を思い出し顔を赤らめる。真理子の恥ずかしい写真や動画の事だ、真理子の性器や淫らな行為を大量に撮影した。挙げ句に浣腸までして排便する姿も収めたのだ。

(まさか、あれらを表に出すかな?)
(確かに、そうゆう取り決めだったけど。)

と銀三との約束を思い出す。強制捜査になったら、あの元喫茶店の拠点のみ行わないと言う選択肢は無い。あそこだけ強制捜査から外しても、連中はすぐに仲間が摘発されたのを知り逃亡を図るだけだからだ。


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