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[姦獣共の戯れ]
【鬼畜 官能小説】

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操り人形-1



……風花と彩花が姦獣共の根城に運ばれていく正にその時、彩花の通う〇〇高校の教室では、朝礼が始まっていた。


「あれ?井元さんは欠席なの…?」


担任教師の浅井唯は、井元彩花の欠席に早々と気づいた。
保護者からの本日欠席の電話もなく、本人からの連絡もない。
夏美が座っていた窓際の最前列の席の他に、彩花が座っていた教室の中央部の席までも空間が空けてしまっている。

無断欠席するような不真面目な生徒ではない……浅井は一時間目の授業が始まる前に職員室に戻り、保護者に電話を掛けた。


{……え!?いつもと同じ時間に学校に行きましたけど……}


電話に出た母親は、あの時間に家を出て、まだ学校に着かないはずはないという不安を纏う戸惑いと、「学校にも行かずに何をしてるの」という軽い苛立ちに似た感情が混じる声で話してきた。


{うちの娘ったら、本当にすみません。私からも電話しますので……}


この事態の深刻さを知る由もない二人……重苦しい不安が胸に伸し掛かってはいたものの、浅井は一時間目の授業の途中にでも姿を見せてくれると思っていたし、母親も直ぐにでも電話で叱れると思っていた……。




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……仄かに臭うアンモニア臭と、それを抑え込んでいる甘ったるい香り。
撮影の跡として残る汚い染みがコンクリートの床のあちこちに点在し、その被害者の長い頭髪もそのまま散らばっている。
池野夏美を必死に探していた親友の井元彩花と、一連の失踪事件の解決の糸口を探っていた報道記者の古芝風花が、その悍ましい光景に追加された。


『まだ足腰が立たねえみたいだなあ。へへへッ……可哀想に』

「う"あ"…ッ!かはあッ」

『おっとぉ……そんなんじゃあ逃げられませんよお?イッヒヒヒ!』


連れてくる途中の車内で、風花と彩花は何度も電撃を喰らわせられていた。
簀巻きすら不要と思える肉人形と化した二人は、男共に抱き抱えられながら黒革の手枷を嵌められ、それぞれに天井に設置されたチェーンブロックから伸びる鎖に吊られていた。


『報道記者の古芝風花かあ……見れば見るほどイイ女じゃねえか。身長の割に胸もあるしよぉ』

『ボディースタイルなら彩花ちゃんだって負けてないよ?手脚は長いし、なんたってお尻から太腿にかけてのムッチリ感はなかなかでしょ?』


考え得る中でも最悪の事態に陥ってしまったのは間違いない……。
彩花も、そして風花も上手く力の入らぬ脚を震わせながらも男共を見続けている。
一見すると同じ行為に見えるが、二人の考えている事は全く違っていた。
彩花は夏美を知っている犯罪者に対しての恐怖心と、それに匹敵する敵対心からであったし、風花はその犯罪者の決定的な《証拠》を記憶しようとする行為であったからだ。


(指示してるのは50才くらいのがっしりした男……眉が太めで目が大きくて……)


既にストッキングを被った男がカメラを構えだしていた。
他の男共もストッキングを被り出し、二人の周囲にスタンド付きカメラを設置し始める。
風花が記憶したかった顔はストッキングにひしゃげていき、誰もが原型を止めない顔面へと変わってしまっていた。



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