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恥ずかしの高校ミスコン
【学園物 官能小説】

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審判者-4

 ここまで2人が受けた仕打ちを見て、最後に残された美景は、いよいよ怯えていた。これから彼女自身も、いちばん恥ずかしいところを理事長に見られることになる。その上で、いったい何を言われるだろうか、どんなふうに扱われるだろうか……。
 そしてもしミス学園に選ばれでもしたら、何をされるだろうか……。奈津江が失格の烙印を押された以上、その可能性は高まっている。

「では最後に、深瀬美景くん」
 どこかに逃げ出したかったが、もうどうしようもない。ほとんど抜け殻同然となってその場を退く奈津江と入れ替わるように、一糸まとわぬ姿で理事長の前に立った。

「ずっと君には注目していた。必ずここまで残るものと思っていたよ」
 そんなふうに言葉をかけられると、美景はいよいよ怖くなって身震いした。
 三田村は彼女の白くつややかな裸身に、隅々まで舐め回すように視線を這わせていく。
「いや、ほんとに真っ白だね。綺麗な肌だよ。間近から見ると美しさも格別だ」
 至近距離から裸身を目で弄ばれる恥ずかしさに、美景は身をよじらせ、おののくだけだ。
「そんなふうに恥じらう姿も実に可憐だな」
 理事長に賛美されるとは、つまりミス和天高の座が近づくということ。その先に待ち受けるものの恐怖がさらに高まってくる。それが今の恥ずかしさをさらに増長させた。

「こんな清楚な娘が、清らかなからだでなかったら洒落にもならぬな」
 そう言って、三田村の目はいよいよ美景の秘裂に向けられた。
「じゃあ見せてもらおうか、君の大切なところを」
 椅子に座って両脚を開くように促され、仕方なく従う美景。恥毛が全く生えていないから、そこに注がれる男の視線を遮るものはなにもなく、心細くてたまらない。それでも彼女の秘唇は貝のようにぴったりと合わさって、その内側を見せずにいた。

「ほう、実に楚々とした佇まいだな。毛など無い方がよいというものだ」
 三田村がそう言いつつ、唇を指先で丁寧に開かせてやると、淡い桜色の秘奥が開帳された。この見るからに清純無垢な乙女であっても、そこには秘核をはじめとした生々しいまでの女の性器官一式が整っている。そんな当たり前のことを噛み締めつつ、彼の目は花園を逍遥した。

 美景にとって、視線で犯されているような思いだった。それはこれから受ける辱めの前座のようにも予感された。見られるだけでなく触られそうな気がして恐ろしく、全身をがたがたと震わせるばかりだ。
 もしそうされたら、独り遊びをしたことすらなく、性的刺激への耐性が皆無に近い彼女はひとたまりもなかっただろう。
 だが、三田村はあくまで目を注ぐだけだった。花園を荒らさぬように敏感な部分に触れるのは慎重に避けつつ観察し、膣口に目を注ぐと、そこに彼女の純潔のしるしを確認した。

「うむ、確かに生娘だな。この目で確かめた。よろしい。それでこそわが学園を代表する美少女に相応しいというものだ」
 三田村は頷き、満面の笑みを浮かべた。そして高らかに宣言した。

「これをもって、2年D組・深瀬美景をミス和天学園高等学校に決定する」
 美景にとってはそれは処刑宣告に等しく聞こえた。自分が理事長の、いわば生贄になることが決定した。これから本当の辱めが待っている。つまり……そうとしか思えなかったからだ。
 恐怖のあまり、美景はぐっと目を閉じた。暗闇のなかで、時が止まったようにも感じた。


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