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島の少女(海女編)
【ロリ 官能小説】

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12)巨乳おばさんの葛藤-3


身体を洗い終わっても、脱衣所で身体を拭いて髪を乾かしても、まだ、ゆうこの考えはまとまらなかった。
心は決まっている。雄一くんとセックスがしたくて堪らない。でも、どうやって誘ったらいいのか、考えがまとまらない。だって、断られるのが目に見えているし、それどころじゃなくて、この家から出て行かれる可能性も高いのだから。

考えている内に、肩より少し下まで伸びた黒髪も、すっかり乾いてしまった。身体も直ぐに冷え始めるだろう。早く部屋に戻らないといけない。
ゆうこはまとまらない考えのまま、バスタオルを腋の下で ぐるり と巻き付けて、胸から下を覆った。普段の生活は、さなと2人だけなので、いつも湯上りはそうしている事が多い。

そのバスタオルは上の方で、歳の割にはまだまだ張りがあって、更に脂肪で『太った』からブラのサイズがE→Fカップになってしまった巨乳に突き上げられている。そして、その分、下の端は股間が隠れるギリギリまで上に引っ張られて、脚は付け根から全て出ていたが、本人が「太い太い」と言う割には、ふっくらとしている程度で、バランスのとれている軟らかそうな脚だった。
また、タオルの丈は、もしも毛が生えていれば見えるか見えないかの長さなので、脱毛したおかげで何も見られなくて済みそうだ。

ゆうこは、鏡に映る自分のバスタオル1枚だけの身体を見て心を決めた。
雄一に対して上手く話す自信が全く無いのだから、いっその事、言葉の代わりに今の姿を見てもらおう、と。
上手く言えたとしても、いざ開始、となった時には身体を見られる訳だし、その時にダメになってしまうかも知れない。
それならば、この姿を見てもらったら、ダメなら関心を持ってくれないだろうし、もしも万一、少しでも性的な対象として見てもらえるなら、可能性が出てくるかもしれない。

バスタオルを突き上げている巨乳の存在感は、鏡の中でもかなりのアピールポイントになっている。
雄一が、もしも巨乳を好きならば… そこに賭けるしか無い。
また、見えそうで見えない股間の様子も気になるけれど、世の中には無毛のおまんこ… パイパンを好きな男性も、多くはないが少なからず居ると言う話も聞いた事がある。

もう、髪はすっかり乾いて さらっ と光っている。髪を下ろしたからだろうか、風呂に入る前よりも少し若く見える気もする。
ゆうこは勇気を出して、バスタオルだけの姿で、雄一とさなが居る部屋に入っていった。


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