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島の少女(海女編)
【ロリ 官能小説】

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13)宿泊費 1日あたり、マイナス5000円(?)-1

13)宿泊費 1日あたり、マイナス5000円(?)

さなが布団をかぶって寝てしまってから、雄一は1人でちゃぶ台の前に座っていた。
何もする事は無いのだが、ゆうこの事を あれこれ と考えている内に時間が過ぎていき、退屈はしなかった。
時々、さなの方を見たりしたが、布団から出ている足の指が時々 もぞもぞ と動くくらいで大きな変化は無かった。
部屋は灯りが点いているのだが、もう眠っているようだ。やはり疲れているみたいだった。

その内、また、ゆうこの言葉… 「代わりに、おばさんに入れてもいいから」の事を考えてしまう。
あれが、冗談なのか本気なのか、今の雄一には全く分からない。
普通に考えたら、いくらアラフィフのおばさんとは言え、初対面の男に「入れていい」はあり得ないだろうし、しかも、ゆうこのレベルは、年齢の割にはかなり高い。顔は30代後半には見えるし、しかもなかなかの美人だ。
更に、あの大きな胸。布地をめくって直接見てみたいし、布の上でもいいから触ってみたい。もちろん、出来る事なら、直接触ったり揉んだりしたい。
雄一は豊富なセックス経験の割に、ゆうこレベルの巨乳を揉んだ事が無いのだ。

「 いや… だから… あんなにレベルが高いから無理なんだって… 」

雄一は、あり得ない、と考えているのに、それでも 揉みたい と妄想している矛盾している自分に対して、心の中で言い聞かせた。
自分の様な若造… 実年齢でも24歳差のダブルスコア… そしてプロフィール上では自分は18歳だから30歳近くも離れているのだ。からかわれても当然だと思う。

だから、今もパンツの中で押しつぶされて悲鳴を上げている、この暴走しているモノは、我慢させるしかないのだ。無理だと分かっているのだから、「無理」と言い聞かせれば鎮まるはずだ。勃起なんて、ほとんどが精神的な興奮で起こるものなのだから。
でも、それが分かっているのに、どうしても鎮まらない。きっと、いくら頭で「無理」と唱えても、このモノは諦めきれないのだろう。そして、それはもちろん、雄一の本心でもあった。

そう考えている時、入り口から物音がした。

「 ゆうこさんかな… 」

そう思いながら振り向くと、雄一の目に入ってきたのは知らない女性の姿だった。
セミロングの黒髪ストレートヘアを揺らしながら、バスタオルだけを身体に巻き付けた、30歳前後の若い女性である。
顔は、この年齢の人には失礼かもしれないが かわいい という印象と、年齢にふさわしく 美人 という印象の二つを同時に感じた。目が合って にこっ とされると、表情が更にかわいく、若くなる。
次に、バスタオルから下に伸びる脚に目が行く。少しふっくらとした軟らかそうな太ももと、すらりとしたふくらはぎ。裸足の表情も柔らかく、指の形もきれいだ。
そして、バスタオルを突き上げている胸元に目が行く。大きい。存在感が圧倒的に迫ってくる…

「 あれ… この大きな胸って… 」

顔をもう一度見直した時、女性の方から話し掛けてきた。

「 雄一くん、 お待たせ、 さなはもう寝ちゃった? 」

雄一の頭の中で、胸と顔と声がミックスされて、やっと女性が ゆうこ だと気が付いた。
先程よりも顔が若く、また今まで以上に美人に見えたから分からなかったらしい。

それにしても、大胆な姿である。堂々とした態度と にこにこ した愛嬌のある表情に圧倒される。
また、それ以上に、バスタオルでは迫力を隠し切れないくらいに盛り上がっている巨乳の存在感が、更に雄一を圧倒する。
そして、バスタオルが短すぎるのか、脚が付け根までほとんど全部出てしまっている事も、本当に大胆だった。

雄一が、混乱を収めながら、いつの間にか、いやらしい目でゆうこの身体を分析していると、

「 あー、 あっついねえ、 おばさん、あついからタオルだけで来ちゃった。 いつもこうなの、さなと2人だけだったし 」

雄一は、いやらしい考えを頭から追い出しながら、なるべく平気な顔を意識して、

「 あ… あついですよねえ、 ぼくもあついです 」

と、少し間の抜けた返事をした。

でも、ゆうこには、雄一の隠し切れない心の中身が直ぐに伝わってきた。
特に、顔と脚と胸を移動した視線を見逃さなかった。

 雄一くん、 わたしの事、 エッチな目で見てくれてる…

ゆうこは、うれしい気持ちが込み上げてきて、必死になってそれを抑え込んだ。
今、焦ったらダメ。慎重にしないと逃げられちゃう。
でも、でも、少しだけ可能性が出て来た。雄一くんとセックス出来るかもしれない、という…

そう考えたら、また、ゆうこの口と態度が、本人を無視して勝手に突っ走り始める。
それに気づいたゆうこは止めようとする… 止めようとしたが…

止まらなかった…

「 ねえ、雄一くん。 さっきの話なんだけど。 えっ、 もちろん、あの話よ。 『入れる』って話。 考えてくれたら、宿代、タダにしてあげてもいいんだけどなあ… 」

 何を言い出してるの… ゆうこの理性が焦る。焦りが焦りを生んで、ますます止められなくなる。

「 本当は、1日当たり3000円、貰おうと思ってたんだけど、でも雄一くんはまだ学生さんだし、2週間も泊まったらかなりの額になるでしょう。 それなら、わたしの相手、してくれるだけで タダ になるんだったら助かるんじゃない? 」

雄一の表情が少しびっくりしている。言葉は出てこない。
それを見て、迷ってる、と思い込んだゆうこの口が、また勝手に続ける。

「 うーん、 それじゃあ、こういうのはどう? 宿泊費、1日当たり『マイナス5000円』はどうかな? 」


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