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re SEXLIFE
【ハーレム 官能小説】

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そして別れ-8

「マジかよ…」
修は呆然とした。確かに後悔をやり直す目的で与えられた旅だ。人生そのものをやり直す目的ではなかった。教祖の言う事は間違ってはいない。修は現に小学生に自分を戻した教祖の力を知っている。教祖が言う事は正しいのだろう。修は恭子と同じ高校に行く事ばかり考えていた為、大きなショックを受けた。
「恭子と同じ高校に行けないのかよ…。マジかよ…、恭子と離れ離れかよ…。」
自分が思ってた以上に恭子の事を愛してしまった事に気付く。だからこそ恭子と付き合えなかった事をずっと後悔していたのだろうが、深く愛してしまった以上仕方ない。二度と会えなくなる訳じゃないし付き合い続ける事も可能だ。しかし一度描いてしまった恭子とともに歩む未来を断ち切らなければならない事がとても苦しく思えた。

「そうか…、後悔した事を取り戻す事が目的で、その後悔をなくす事のみに徹しなきゃならないのか…。深く愛し合ってはダメなんだな。そうか、そう言う事か…。」
恭子と付き合い続けて後悔した場面を現れなくしてしまう事は掟を破る事なんだと気づいた修。恭子と同じ高校に行けない…、同じ大学に行けない…、そう思うと落胆が体に重くのしかかった。

「恭子と付き合いながら同じ道を歩み、後悔する場面を迎えて後悔を消し去り、そして恭子と結婚しよう…」
恭子と結ばれるにはそうするしかない、そう決意を固めた。

(何か修くんの様子がおかしいかな…?)
それ以降、恭子は修にそう感じる事がたまにあった。たまに何かを思い詰めるような姿を見受けられたからだが、セックスをして愛を感じると、その都度、気のせいか、そう思った。だが学力はあるのに、恭子よりも2、3ランク落ちる高校を受験すると言い出した時には驚いた。なぜそうするのか聞いても教えてはくれない修に恭子は初めて不審感を感じた。

結局別々の高校に進んだ2人だったが、修は彼女が自分よりレベルの高い高校だと言う事に劣等感を感じるようになり、それまで一度も喧嘩などした事はなかったのだが、つまらない事で衝突する事が多くなり、結局高校入学後1ヶ月ほど経った頃、別れてしまった。

「後悔をやり直す旅で後悔してどうすんだよ…」
修は自分が嫌になった。だが大好きな恭子と別れた事で逆に吹っ切れた。
「もう女に深入りはしない。俺はヤリ残した後悔をやり直してセックスしまくる事に徹するんだ!」
修はそう決意して恭子との淡い恋に終止符を打ったのであった。


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