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恥ずかしの高校ミスコン
【学園物 官能小説】

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乙女祭-4

「次は2年F組・大渡奈津江さん」
 名を呼ばれて歩いてくる奈津江と入れ替わりで、美景は部屋の端へと歩いて行く。ずっと懸命に心身の張りを保とうとしていた分、彼女はすっかり疲弊しており、息も荒かった。そんな彼女に、奈津江はすれ違いざま哀れみとも蔑みともつかぬようなまなざしを向けてきた。

 美景がぐったりとなって前の机に手をつく一方、奈津江は実に堂々とした足どりで歩いていった。
 そこには一片の物怖じもなかった。下着姿になった今も、むしろ自分の魅力を、色香をアピールする機会として捉えているようだった。必ず優勝する。その信念とともに、部屋の真ん中にすくっと立った。

 制服さえ脱げば、まだ年相応の少女らしさもそれなりに残した顔立ちはともかく、からだは女子高生とも思えないぐらいだ。濃い紫の下着が妖艶なまでの彼女のセクシーさをさらに増している。地毛だがやや茶色がかった、軽くウェーブをかけたロングヘアを右手でかき上げる仕草が、その色気をさらに演出する。

 そして奈津江は男子たちの見つめる前で左右交互に胸を突き出し、そのはちきれんばかりの豊かさを押し立てた。
 巨乳好きの男なら、目玉ごと吸い寄せられそうになるぐらいだろう。

 胸ばかりではない。豊かで形もよいヒップもまた、絶大なセクシーさで魅せている。それを誇示するように、身をかがめたり、背中を向けて尻を突き出したりと、さまざまなポーズで男子たちへのアピールを重ねた。

 腹や腰、太腿にかけても、スタイルの良さをいささかも損なわないまま、グラマラスな肉感を示していた。
 スレンダーそのものの美景の後だったから、なおさらインパクトは強烈になる。 すっかり圧倒され、いや悩殺され、息を呑む男子たちの姿も、ちらほら見かけるところだ。

「身長161cm、B89W59H88、Fカップ」
 最後に彼女のボディの威容を如実に示すような数字が昭代から発表されると、男子たちからはどよめきが上がる。奈津江は改めて誇らしげに胸を突き出してあらためて自分の豊満さをアピールし、来た道を戻った。

「3年B組・秋村琴音さん」
 そして最後に呼ばれた琴音が歩み出た。下着姿にあってもなお歩き方も上品で、奥ゆかしさを感じさせる。さすがは華道の家元の娘だけある。

 彼女は四兄妹の末子であり、継承を求められる立場ではない。自身は自由に進路を選ぶことを許されている。とはいえ古風な家の育ちゆえの和の雰囲気は、全身からにじみ出るようだ。

 恥じらいを湛えつつも、なお落ち着きを崩さない彼女の振る舞いには、独自の芯の強さが感じられた。
 色気で見る男を圧倒するようだった先の奈津江と違って、気品で息を呑ませるような魅力が琴音にはあった。すっきりしたボブヘアーが端正な顔立ちによく合っている。

 いかにも清楚な美人だが、同じく清楚という形容が似合う美景とは、おのずとタイプを異にしていた。美景は知性美を湛えたクールビューティだが、琴音は古風でおしとやかな大和撫子。タイプが被っていれば文化祭の時点でどちらかに票が集中し、もう片方は本選には残らなかったかもしれない。
 肌は美景ほどではないにせよ、白い。スリムだが胸はかなりあり、全体に女らしい柔らかさを感じさせる肉体だった。

「身長160cm、B83W58H81、Dカップ」
 最後に彼女のボディスペックが昭代から読み上げられ、こうして5人それぞれのショータイムは終わった。まさに乙女の祭典ともいうべきひとときだった。

 みんな全校投票で選りすぐられた娘たちなのだから、美しさが格別なのは当然だ。しかもそれぞれタイプが違い、魅力も別々だ。そんな美少女たちの下着姿の競演を堪能できたとは、思春期の男子たちにとってはこのうえなく贅沢な時間だったことは間違いない。

 そのなかで誰が最も魅力的かを決めるのは、決して容易ではないだろう。だがこれから、まさにその判定を下すときだ。昭代がアナウンスする。

「では生徒審査員のみなさん、投票タイムに移ります。この5人のなかで一番綺麗だと思う女の子を、1人ずつ順に口頭で言っていってください」
 記入式でも挙手式でもなく、なぜそんな方法を採用するのか、ちょっと気になりはする。だがそんなことはどうでもよくなるぐらい、昭代から続いたのは、美景にとって心臓が凍りそうになる一言だった。

「獲得した票が多い3人が、次のステージである全裸審査に残ります」


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