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幼馴染み、鮮血のちぎり
【幼馴染 官能小説】

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幼馴染み、鮮血のちぎり-3

 3.
 道子は、健二の隣の家に住んでいた。両親は酒屋を営んでいる。道子は健二の妹と同級生で、姉妹のように出入りしていた。健二とも兄妹のように付き合っていた。
 乳房が膨らみ始め、学校では女生徒に生理や性教育が始まった。生徒は、ネットで幾らでも情報がえられる。先生が口ごもりながら教えるようなことは、多くの生徒は承知済みだ。
 兄のように思っていた健二が、日に日に男らしくなっていく。健二もいつかは結婚をして、奥さんとセックスをするんだ。健二が裸姿で女と抱き合っている姿を思い浮かべると、胸が騒いだ。健二の顔を見るのが眩しい。
 おませな生徒の間では、オナニーが始まっていた。道子も、健二の顔を瞼に浮かべながら、クリトリスを弄った。それは言葉に尽くせない、今まで考えたこともない甘美な経験だった。
 自分もいつかは結婚をして、夫とセックスをする。夫のおチンチンがおマンコに入ってくる。こんな小さな穴に入って来るんだからきっと痛いに違いない。でもネットで知る限りでは、それはとても気持ちが好いらしい。
 口には出さないが、生理が始まった生徒もいるらしい。昔なら、結婚をする女もいたらしい。自分もそろそろ生理が始まる予感がする。セックスをすると赤ちゃんが出来る。自分が急に大人になった気がした。好きな人と結婚をして、赤ちゃんを生んで・・・。誰と結婚をするのだろう。オナニーで思い浮かべる健二の他に考えようがない。
 (ああ、健ちゃんのお嫁さんになりたい)

 健二の家で、健二の妹たちとお泊りをした夜、道子には予感があった。(今夜、健ちゃんと結ばれる)
 健二の手が伸びてきて、乳房に触れた時、ああ、来るものが来た。道子はそう思った。健二とはオナニーでオルガスムスを共にするパートナーだ。
 健二の逞しい腕に抱かれ、指先がクリトリスから膣口まで愛撫をしても違和感は無かった。それは自分の腕で胸を抱え、自分の指先での愛撫とは比べるべくもない壮絶な悦びだった。健二のおチンチンを迎えた時の感触は、確かに予想をした通り痛いものだった。ただ、その痛みさえも、健二を迎える悦びと思えばむしろ嬉しかった。
(健ちゃんは約束をしてくれた、お嫁さんにして呉れると)


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