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女子中学生 辱めの部室
【学園物 官能小説】

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あのショーは彼の人生をどう変えたのか 3-1

 大学生になると、リアルではほとんど駄目だった。

 入学当初ならまだ、周囲の女子の同級生たちにも多少なりとも少女らしさを残しているような子はいくらかいて、茂正も魅力を感じないではなかった。履修した講義がいくつも重なったことがきっかけで出会った星崎ななかと、彼女の方からの熱心な押しに応じて付き合ったこともあった。小柄で童顔で、化粧をせず制服を着れば中3か高1ぐらいには見えそうな、いわゆる合法ロリ系の娘だった。色の白さや髪型はみさきを思い出させるものがあった。

 ななかの方から積極的に迫ってきて、付き合い始めて間もなく彼女と寝ることにもなった。だが脱いでみると意外に大きかった胸、豊満だった肉体にはがっかりした。あまつさえ下腹部にはワレメが全く見えないほど陰毛が密生しており、内心ドン引きした。

 茂正は高校時代には何人かの女の子と付き合っても本番まで行ったことは一度もないから、これが彼にとって初体験だった。にもかかわらず、さしたる快感も伴わないまま事を終えたのだった。

「よかったらその毛、全部剃ってくれるか?」
二度目の時にはどうしても我慢できず、ななかにそう要望してしまった。
「田野くんって、そういう趣味なの?」
 彼女はちょっと嫌そうな顔をしながら応じてくれたものの、そうして無毛にした秘部も、毛が生えているよりはずっとましだったが、剛毛ゆえに剃り跡はあからさまだったし、小陰唇が露骨にはみ出していた。かつて見たみさきの、芸術的なほどの均整な佇まいと比べるとあまりにも不恰好なものだった。

 結局、肉体関係はその後はあと一度持っただけだった。もとより、ななかは少女らしい見た目に反して、高校時代から何人もの男と関係を持ってきた、性的に非常にオープンな女だった。茂正に対して積極的だったのもその延長だった。そういう彼女のことを知るとなおさら茂正は失望を禁じ得ず、他の理由もあってほどなく破局するに至った。

 そうして気がついてみれば、大学生活も数ヶ月すると周囲の女子学生たちは心身ともにすっかり少女の可憐さからは遠ざかっていた。茂正にしてみれば、18歳を過ぎた女たちはもはや全くの抜け殻にしか思えなくなった。交際したいとも、抱きたいとも、全く思えない。ほとんど何も異性としては期待しなくなった。

 女嫌いになったわけではない。その後も異性の友達は結構いたし、サークルでもゼミでも、話が合えば交流を楽しんでいた。しかし彼女らを「女」とは全く見ていなかった。ただ「人間」として見ることしかできず、同性の友人と本質的な違いは感じなかった。
 より正確に言えば「女」という属性は確かに存在し、それが友人を区別する一つの要因ではあるものの、それが性的・恋愛的関心とはまったく結びつかない、というところだった。

 女性として心動かされるのは、いつまでも思春期の少女だけ。そしてこれから、自身はその年代からどんどん遠ざかっていく一方。それを、再認識せざるを得なかった。
 街中で見かける制服の少女たちを見やり、その中で可愛い娘を探して目を楽しませることはある。だがそれよりも、彼がその対象を求める先は、まずもってみさきへの追慕と、二次元であった。理想の美少女をどこまでも追求できるのは、何よりそこだという認識だ。

 大学生になってからは絵を描くばかりでなく造形も覚え、みさきのフィギュアはいくつも自作した。一人暮らしをいいことに、憚ることなく自室にいくつも飾っては、追慕に耽った。

 さすがに友人が下宿に来る時には隠すのが常だったが、迂闊にもそうし忘れたことがあった。
「その美少女キャラ、誰だ? めっちゃ可愛いけど、見たことが無いぞ。どんな作品だ?」
 それが、最新のアニメは大体チェックを怠らないぐらいのガチオタクだった。単なる「アニメキャラ」などといったごまかしは絶対に通じない。
「俺の考えたオリジナルだよ」
 とりあえず、そういうことにして「設定」まで語っておいた。確かに彼のなかでのみさきは事実上、中学時代の彼女をモデルにした「オリジナルキャラ」に近い存在といっていいのだろう。



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