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嫉妬ショタっ子
【ロリ 官能小説】

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-1

愛夏の部屋、宿題をする幼馴染の2人。

「あれ、これってどうやればいいんだろう…」
「ここ?そこはさっきの公式を使うんだよ」
「あ!そうなんだ…。わかった!!」
――
―――(1時間後)
―――(夕方になるころ)
「ふぅーっ!!終わった〜っ!!!」
「お疲れ様、ありがとう蓮。あんたと宿題やるとはかどるわ」
笑顔で蓮を見つめる愛夏。
そんな彼女の表情に思わずドキッとする蓮だった。
「あたしさぁ、勉強苦手じゃん。蓮みたいな幼馴染がいてホント感謝してるよ」
そう言って蓮の手を握る愛夏。
その行動に顔を赤くする蓮だったが、彼女はそれに気付かず話を続ける。
「蓮みたいな頭の良い男の子と一緒にいられるだけで幸せな気分になれるもん!」
「そ……そうかな……」
「うん、だからありがとね?」
そう言いながら微笑む愛夏にまたもドキッとした蓮であった。

「あ、あのさぁ・・・」
「ん、なぁに?」
「TikTokのこと・・・」
「ん、TikTokがどうしたの? 蓮も見てくれてるんだぁ!」
嬉しそうな笑顔を見せる愛夏。
(この顔見ると余計に言えないよなぁ……)
「うん、見てるけどぉ…」
「見てるけど、なんなのよ?」
「えっと……」
「はっきり言わないと怒っちゃうぞ!」
「ごめんなさい……」
「じゃあ何を言いたかったのか教えて?」
「じゃぁ言うけど、愛夏のTikTokだけどさぁ、もう少し露出を抑えたらっていうか…」
「露出を抑えるってどういう意味?」
「もっと服とか着てほしいというかさ……」
「へぇ〜、そういうことだったんだぁ……」
すると、急に愛夏の雰囲気が変わったことに気付く蓮。
それはまるで何かを企んでいるような表情だ。

「ねぇ、蓮」
「ど、どうかした?」
「それって、あたしのTikTokとか見て興奮しちゃうっていうことぉ?」
上目づかいで蓮を熱く見つめます。
「ばっ、バカなこと言うなよ!誰がお前なんかで興奮するかよ!!」
動揺しながら答える蓮。
「本当かなぁ?」
ニヤリと笑う愛夏。
「ほんとうだよ!ボクは別に……」
「あれはダンスの衣装で、別に下着とかじゃないしぃ」
「でも、おなかとかも出しちゃってるし、なんかなぁー」
学校ではあまり目立たないけど、ダンスの衣装だと愛夏の胸が意外に膨らんでいるのがわかる。
くねくねと腰を振りながら踊る愛夏の姿に、ドキドキしてしまうのと共に下腹部の一部が怪しく疼いてしまうのだ。

「そういう目で見られるの、やだなぁ。あたし真剣にダンス頑張ってるんだからぁ。それでユーザーが急上昇して1万人突破してるし、やめる気ないよ」
「そっか……」
「もう、そんな悲しそうな顔しないでよ。あたしは今の自分が好きなの。それなのに変なこと言われたり、エロい目で見られたりしたら悲しいもん……」
「ごめん……。ボク、愛夏が他の男に見られるの嫌なんだよね」
「ふぅ〜ん……そっかぁ……」
「あっ!!ち、違うんだよ!!これは友達としてで、恋愛感情なんてないし!!」
慌てて弁解する蓮だが、愛夏にはバレているようだ。
「大丈夫だって。わかってるから。あたしも蓮のこと好きだしさぁ」
「え!?」
突然の告白に驚く蓮。しかし愛夏はそのことには触れず、
「あ、いいこと考えた! じゃぁさぁ、今度からTikTokにUPする前に、蓮に見てもらってからにするよ。蓮が上げてもいいって言ってくれたらUPする…、これでどう?」
「え?いいの……?」
思わぬ提案に戸惑う蓮。

「うん。蓮がダメって言ったらアップしないよ。約束する…」
愛夏のその言葉を聞いて蓮の心が揺れ動く。
(愛夏がボクのためにそこまでしてくれるなら……)
「わかった。愛夏がそう言ってくれるなら……、お願いします……」
「うん、了解♪」
TikTokにUPされる愛夏のセクシーな姿。それは多くの人の目に触れることになる。
愛夏に恋をしている蓮にとっては複雑な気持ちになるかもしれないが、愛夏が自分だけを特別に見てくれることは素直に嬉しいことだ。
「じゃぁ、これからもよろしくね!」
そう言って愛夏は笑顔を見せた。
「うん……」
愛夏の笑顔につられて蓮の顔にも笑みがこぼれた。


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