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南薫の体験談
【フェチ/マニア 官能小説】

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素股と兜合わせ 前編-2

2.

その時、電話が鳴り出しました。
屋代老人は電話の所へ行き話し出しました。

屋代老人(屋代ですが?君か・・エッ・そうか・・
薫君のお父様が東尋坊で・・自殺未遂を?・保護して・
例の事を話したら・・涙を流し喜んで承諾してくれたか・・
早急に金融会社へ一千万円振り込んでくれ!
お父様が御礼をしたいので替わりたいって・・
屋代です・そんな・はい・いえ・
私は薫君の友人で屋代虎二と言います。

よろしくお願いいたします。

私こそ薫君に大変にお世話に成り感謝しております。・
当方の顧問弁護士の云う通り、

契約書通り催促無く利子もありません。・
如何してか?・・それは薫君が私の命の恩人ですから・・
もちろん・・甘えて下さい・・絶対に契約書通りです・・
安心してご家族の元にお帰り下さい・薫君も喜ぶと思いますよ・・
そんな事ぐらいで薫君が幸福に成れば私も大変満足です。・
エッ・薫君ですか?偶然にも此方に居られますよ・・
薫君に替わって欲しいと・・当然です・・
薫君、電話に出て下さい・・)

僕は戸惑いながら電話に出ました。

僕(お父さん!・・何処で何をしていたの?・・
お母さんが凄く心配をして・・僕も・ウウゥ・・
屋代さんがそんな事を?・・そう・そうだよ・・親友だよ・・
屋代さんの云った事は本当の事だよ・・だから・安心して・・
早く帰って来てよ!絶対だよ・・母さんと待って居るからね・・)


僕は電話を切った。

涙がボロボロ出てきた、屋代さんがタオルを渡してくれたので
僕は顔にタオル当て号泣した。


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