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セクシャルな講義
【女性向け 官能小説】

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新・セクシャルな講義・第7章-4

これで、夫人は心に決めたようだった。
おそらくそれを告白したかったのだろう。

「じつは、数年前のことですが、
お友達と二人でダンスパーティーに誘われた時のことでした。
その時、私は少しダンスを習ったばかりなので、
どうしようかと迷ったのですが、
お友達が積極的だったのでついて行きました。

習ったとは言っても、そんなに上手ではありませんでしたので、
私は壁の花でした。
そのとき近寄ってきた若い男性に声をかけられたのです。

『踊ってくれますか?』
『あの……習ったばかりなので、あまりうまく踊れません』
と私は言いました。
それでも構わないと言うので、
一緒にいた私と彼女は別々になりました。
私の相手をしてくれた男性は、付きっきりでダンスを教えてくれました。

甘いメロディーが流れる中で、
私はいつしか彼に抱かれながら、ホールの中で揺れ動いていました。
途中で、彼に誘われるままにホールを出ました。

そして近くの同伴喫茶に入ったのです。
その三階では恋人達が愛を囁き合っていました。

私はこういうところは久しぶりなので、
ドキドキと胸は高まっていたのです。
話してみると彼は私よりも一回りも若い大学生のようでした。
そこで私は彼に聞いてみたのです。

「あなたは、こんなおばさんでもいいんですか?」
「はい、貴女は素敵な女性です、こんな女性に憧れていましたから」

「お上手なのね、ところで彼女はいないの?」
「別れてしまって今はいません」

いつしか、彼の甘い言葉に酔わされて、
胸を触られたり、キスもされてしまいました。
これは不倫になるのでしょうか? 先生」

彼女は私に訴えかけるように、真剣な顔をしていました。
私は彼女の目を見つめながら答えました。




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