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[姦獣共の戯れ]
【鬼畜 官能小説】

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血統書つきの美少女-11



纏められた薄布に佐々木は人差し指と中指を引っ掛けて、グイッと引っ張った。
それはTバックというよりは、もはや褌(ふんどし)である。
尻の割れ目に潜んでいたスミレ色の円がチラリと見え、幼器の膨らみ具合は一際目立ってしまっている。

俯瞰から撮る者、ローアングルから股間を撮る者。
そして懸命な抵抗を表している力強い脚の動きを撮る者も居る。

あの全ての動画を編集し、一つの商品に仕上げて売り捌く……あまりにも酷過ぎる……あまりにも恐ろし過ぎる……何もかもを略取されていく涼花の悲鳴は胸が張り裂けんばかりに痛く、そして何もしてやれない自分が哀しくて情けない……。


『気づいてる?さっきからお尻を振っておねだり≠オてるって……フヒッ!?カメラマンがお尻の割れ目を覗いてきてるねえ……何か《見つけた》みたい』

「い"い"ッ!?イヤあぁぁあぁああッッッ!!!」


掴まれたパンティが、メトロノームのように左右に振られているのを涼花は感じていた。
恥ずかしい汚穴が今や曝け出されてしまっているのは疑いようがなく、この姿を撮られているのはもちろん、ここにいる男共にも見られているという現実はあまりに非情である。


「も…もうやめてください…ッ!私もう無理なの!だ、誰かやめさせてよ!や、やめさせてくださいぃぃッ!!」


肛門を撮られているという屈辱の他に、擦れている股布がもう一つの割れ目≠ノ食い込みだしたという恥辱が、涼花を襲っていた。

男共は既に見ている。
明日香にすら其れは見えている。

股布が張り付くプックリと膨らんでいる楕円形の小山には、しっかりと縦筋が浮き上がってきていた。
佐々木は上体を曲げて涼花の尻を見下ろし、鼻の下を伸ばして股間を覗き見た。
変質者の凶々しい欲望を叩き込む為の《聖地》は、実に魅力的なシルエットを見せてくれていた。

口から溢れるほどに涎が分泌され、それは男根も同様。

もはや禁断症状といってもよいくらいに震えが止まらなくなった指をまっすぐにすると、パンティはパシュッと囁いて涼花の尻に引っ付いた。
そして震える指は尻の温もりを直に感じながら滑り下り、決して犯してはならない禁断の地へと第一歩を踏み出した。


「う…あ"あ"あ"ッ!?ダメえッ!!ダメッ!!ダメなのイヤだああッッッ!!!」


いきなり指先は縦筋の中に潜り込んだ……不躾極まる非礼に放たれた絶叫は、涼花の表情を捉え続けていたカメラのレンズに唾の飛沫を掛けるほどだった。
図らずも涼花は、どれほどの音量・音圧であるのかを見せてくれた。
いまの画は、きっとお客様も気に入ってくれるだろう。


「イ"ヤ"あ"あ"ッ!!がッ…はあッッッ!ダ…メえぇぇッ!!!」


叫びっぱなしの唇からは唾液が糸を引いて垂れ、啜りきれぬ鼻水もダラリと垂れ下がっていた。
全く望みもしない異性からの、しかも少女嗜好の変態に与えられる愛撫に、涼花の泣き顔はひしゃげて歪みきる。
明日香が見たなら卒倒するであろう惨たらしい表情は、しかし、異常者のとっておきの御馳走となる。


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