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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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W REVOLUTOR-5

「でもとても業績が芳しくない企業には見ませんね、この事務所だけ見たら…」
支店長室を見渡しただけでも、高そうなデスクやソファ、ハイスペックのパソコン、立派なテレビ、カップも輸入ものだろう。どう見ても業績好調な企業にしか見えなかった。
「私が揃えたものではなく、前の社長が揃えたものなので。私自身落ち着かないんですよ。」
「そうですか。」
確かに豪華な支店長室に比べて永妻の身なりは極めて質素だ。時計も普通のもの、スーツや靴も平均的なものであった。パッと見、贅沢を好むような人間には思えなかった。マギーは優子の事をチラッと見た。すると、どこか居心地の悪そうな様子を浮かべていた。

「優子さん、どうかしましたか??」
ビクッとした優子。
「な、何でも有りません…。」
急に背筋を伸ばした。
(しかし無駄話はペチャクチャ良く喋るのに、こーゆーときに喋らないようじゃダメね、森山君は。)
森山は現場慣れしていないのか、緊張しているようだ。もしかしたら役に立たない奴なのかな、マギーはそう思った。

「爆破事件、当時を知る優子さんに聞きたいのですが、もしあの爆破が真田竜彦が理由ではなく、西進不動産が理由だとしたら、何か思い当たるフシはありますか?」
ズバッと核心を突く。
「えっ…?うちが狙われたんですか!?」
驚く優子。
「いえ、可能性の一つとしてです。最近ある事件の捜査で行き詰まってまして、色んな可能性を考えて捜査してますので。」
「そうですか。でもその事件の捜査でうちにいらしたって事は、何か我々との関係があると言う事ですかね?」
「そうですね。でも直接的ではなく、ある不動産会社を調べてる中で名前が上がったんです。後藤不動産と山口不動産、この2つは今追ってる事件に関与してるんで。」
その時優子が眉を顰めた。
「後藤不動産…」
「何か思い当たるフシがあるんですか?」
優子は神妙な顔をした。
「後藤不動産…、地域に密着したいい不動産屋でした。でも、これは後から知った事なんですが、真田君と金沢君が強引な手を使って後藤不動産の顧客を自分の物にして行って業績を上げてたらしいんです。そして徐々に業績を悪くして、最後は社長さんが首を吊って自殺してしまったんです。当時私と真田君と金沢君はいつも業績トップ争いをしてましたが、そんなに頑張ってる様子もないのに何で業績いいのかなって不思議に思ってたんです。その話を聞くまで大事な仕事仲間だと思ってましたけど、それを知ったら軽蔑するし、怒りしか覚えません。酷い人達でした。」
少し怒りを滲ませる優子だった。


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