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夏ときみ
【元彼 官能小説】

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夏ときみ-3

「……おっきい」

瑠花はバキバキに血管の浮き出た脈打つ赤黒いそれを撫でた。断っておくが2回目を強請ったのではない。自分にはない部位がただ珍しかっただけだ。しかし頭の弱くなっていた彼はそれを誘いと取ったらしく、瑠花の左脚を持ち自らの肩に掛けた。反論の意も示す暇もなく彼は息を荒らげ、反り返るそれを彼女の秘所に無遠慮に突き立てんとした、が、先程吐き出した精液やら愛液やらでしとどに濡れそぼっていたそこは、まるで侵入を拒むかのごとくに肉棒を滑らせた。つるんと滑る度、切っ先が肉芽を掠めるもどかしい快感が彼女を見る間にその気にさせてしまった。

「ねえ」

またするの?と問えば、彼はまた泣きそうな顔をこちらに向け、謝罪し、俯いた。気持ちよすぎて止められない、彼はそう言った。その言葉に瑠花はこの行為には気持ちは伴わないことをはっきりと理解した。その後、好きだ。と彼は付け加えたが、それは免罪符を求める罪人のようだった。

「わたしのこと、気持ちよくさせて」

瑠花はうっそりと笑み、彼の腕をやわく握った。先程まで真っ赤だった彼は、もうオスの顔をしていた。
彼は自分の肉棒を持ち、彼女の秘所を撫でた。挿れるかと思えば通り過ぎ、肉芽を強く押していく。とてつもなく焦れったかった。そんな彼女を見て気分が良くなったのか、彼は亀頭だけ中に挿れては抜き、また肉芽を擦るという地獄のようなことを始めた。子宮が疼いて疼いて仕方ない。早く突き立ててめちゃくちゃに犯してくれ。瑠花はいつの間にか両腕で顔を隠し、熱い吐息だけを吐き出していた。油断した頃にまた少し挿れられる。

「ぁ、……んん…ぅ」
「すっごい濡れてる。気持ちいい?」
「早く……もう挿れて……」

こんなにも甘い声が出るのか、と自分で驚いた。彼はあの獣の顔をまたちらつかせ始めた。そろそろ余裕がなくなってきたんだろう、抽送も始まってきた。彼はぐんとこちらに顔を寄せた。瑠花、と彼女の名を呼び口付けた。ナメクジのように舌が絡み、唾液が頬を伝った。キスに夢中になりかけてきた時、彼は突然肉棒を泥濘に突き立てた。

「……っっ!あ、ぁあ…っ」
「……っく!」

挿入の衝撃だけで軽くトんでしまったようだ。瑠花のナカは待ちわびた肉棒を逃がさまいとグネグネと蠢く。弓のように沿った背中が余りにも強い快感を物語っていた。彼は彼女の華奢な腰を鷲掴み、己の快感のためだけに腰を無茶苦茶に振り始めた。カリ首が膣口に引っかかり、更なる快感を生み出す。彼女ははくはくと口を開閉した。悦すぎて呼吸が追いつかないのだ。彼はそれをキスの催促と取ったらしく、また顔を寄せ深いキスをした。そうされては完璧に酸欠だ。頭が白くなり、ぼうっとして、絶対に言わないようなことを口走るようになった。

「んぁ、直くん…っ、やだ、きもち、ぃ…っ!」
「瑠花……っ」
「奥、きてる、ぁ…ん!や、だ、いく、いっちゃうの…っ!」

喃語のような悲鳴を上げ、瑠花はまた達した。一度射精した彼はまだ余裕があるようで、敏感な膣壁をガツガツと擦りあげる。

「ああぁっ!いっ、いったから!ぁっ、ふ、ぅ…っ!」
「は、ぁ、俺も、もうキそう…っ」

ラストスパートのようなピストンになったと思いきや、ふ、と止まる。でたの?と問えば、我慢してる、との答え。こちらの体力的にはもう達してもらいたいのだが。すると、彼は瑠花の両胸に手をかけた。そして、ずるりと中から張り裂けそうな肉棒を出すと痛いくらいに鷲掴まれた胸の谷間に挿入した。すぐにまた激しいピストンが始まった。顔のすぐ側で彼の怒張が出し入れされていた。鈴口は早く射精をしたいと開閉し、睾丸もぱんぱんに張っていた。

「あぁぁ…っ、で、射精る……!」

睾丸がぐ、と上がり、大きく震えた。限界まで張り詰めた肉棒から白い精液が飛び出した。顔中に生暖かい飛沫が感じられる。びゅくびゅくと2回目とは思えないような勢いの射精は瑠花の顔を汚した。彼女はしばらく呆気に取られたものの、気分の高揚は隠せず、射精を終えかけた彼の性器をずるりと啜った。あうぅ……と情けない声が聞こえてきたが、もう気にしなかった。


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