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白百合散る
【熟女/人妻 官能小説】

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水揚げ-9

「社長、ご存知でしょうが、水揚げは普段の二十倍ですがよろしいですねっ」
「わかってるっ、野暮なこと聞くんじゃないよっ」
案内された部屋の扉を開けて、冷泉は成美の待つ部屋へと入っていった。

「いっ、いらっしゃいませっ、兵藤様。今日はようこそお越しくださいました。わっ、わたしっ、初めてなものでっ、ご満足いただけないかもしれませんが、ゆっ、ゆっくりお楽しみください」
「やあっ、まぁそう硬くならずに。愉しくやろうや」
「はっ、はいっ、ありがとうございますっ、あっ、あの、まずはお風呂になさいますかっ、それとも・・・」
「あははっ、じゃあまずは喉が渇いたな、ビールあるかい?」
「はいっ、ございますっ、いっ、いまお持ちしますのでこちらでお待ちください」
強面の乱暴者を想像していた成美は、紳士で優しそうな雰囲気を持つ冷泉にほっとした。冷蔵庫からビールを取り出し、栓を抜き冷泉のグラスに注ぐ。
「ぷはーっ、美味いなぁ、お嬢ちゃんもどうだい?」
「いっ、いえ、わたしはっ」
「いいから飲んでみなっ、リラックスできるから。そんな緊張してたら愉しくないぞっ」
「はっ、はい、では」
父にもらって数度飲んだことはあったが、うまいと思ったことはなく、今飲んでも思わなかった。しかし、なんとなく気分も高揚し、打ち解けてきたような気がした。
「お嬢ちゃんはいくつだい?」
もちろん、冷泉は知っていたが素知らぬふりで聞いた。
「はたちです」
「この業界はみんなサバを読むんだがホントかね?」
「ほっ、本当です」
ニコッと笑い、そうかそうかと言いながら成美の肩を抱く。少しビクッとしたがそのまま冷泉に体を預けた。口づけをされながら、ワンピースの上から胸をまさぐられる。
「うっ、あっ」
しばらく胸や腰、髪の毛を触られ、忘れかけていた体の疼きを思い出した。
「可愛いねぇ、お嬢ちゃんは。さぁ、そろそろ風呂に入ろうか」
「あっ、はいっ、ではお着物をお預かりしますっ」
冷泉の服を脱がせ、壁にかけていく。下の下着を脱がしたときにはすでに大きくなっていた冷泉のモノを見て顔を赤らめた。
「少しお待ちください、わたしも失礼します」
そう言ってワンピースを脱ごうとすると止められた。
「僕が脱がそう」
ワンピースと、ブラジャー、バタフライのパンティしか着けていないのに一枚ずつゆっくりと、口づけをかわしながら脱がされた。冷泉のモノはさらに硬く大きくなり、成美は今までの乱暴な扱いからのギャップからか、うっとりとしてしまっていた。
(よし、第一段階は成功だっ、ふふふっ)


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