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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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たった一度の過ち-6

広徳はマギーがこう言うリラックスした状態に仕向けたのであった。さっきコンビニで会った時にピンと来た事を口にする為に。

「彼氏と喧嘩でもした?」
自然にその言葉をスッと差し込んで来た。
「えっ…?」
何で知ってるの?と言った感じで広徳を見る。
「フフ、図星??」
「う、うん…。何で分かったの?」
「だって女が泣いた後のような顔で俯き加減であの時間にビール持って歩いてんだよ?マギーが仕事の事で悩んで酒を飲むようなタイプには見えないし、となれば恋愛のもつれでしょ?」
もうお見通しだと言わんばかりの笑みを見せる。
「敵わないなー、高島君には…。」
「フフ、何があったのか言ってみなよ。楽になるから。」
こんな事を他人に話していいのかどうか迷ったが、相談した方が気が楽になれそうな気がしたマギーは、さっきあった事を話し始める。

「明日、暫く休みなしで働きづくしだったから、一日休めって話になったの。私、彼に会いたくて仕方がなくて、黙って東京に向かったの。途中LINEが入って、驚かせる為に明日休みなのを言わないで、まだ仕事が終わってないって嘘ついて彼のアパートに向かったの。着いたら部屋の電気がついてたから、早く会いたくてワクワクしながら彼の部屋の前に行ってベルを鳴らしたの。そしたら私が想像してたのと違う様子に、おかしいなって思って、中に入ったら玄関に可愛らしいピンクのハイヒールがあって。寝室に行ったら、若くて可愛らしい女が裸でシーツに包まってるのが見えた。あ、浮気してたんだって思ったら頭に血がカーッて登って来て。言い訳なんか聞きたくなかったから、彼の頬を平手打ちしてそのまま戻って来たの。毎日毎日電話やLINEで愛を確か合ってたし、浮気してないか聞いてて、そのたびにマギーだけだ、他の女には興味がないって言ってたのに、浮気してた…。帰りの車の中は悔しさよりも、悲しくて悲しくて仕方がなかった。もう何も信じられくて、家に戻ってベッドで泣いてた。でも悲しさに押しつぶされそうになって、お酒の力を借りて気持ちを紛らわせようと思ったの。そうしたら高島君に会った…。」
思い出しただけで涙が滲んでくる。そんなマギーを優しく見つめる広徳がいた。

「そっか…。きついね。コンビニで会った時、あまりに悲しそうな様子だったから放っておけなかったんだ。俺、好きだよ、マギーが。人間的にも…、」
人間的以外にどんな的なトコが好きなのか気になる含みだった。しかしそれが話の流れから言って女性的にもである事を匂わせる言葉であった。自分を心配してくれる広徳にプライベートな心を少し開くマギーであった。


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