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痴漢の巣窟書店 −特急列車添乗員―
【痴漢/痴女 官能小説】

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第12話 女子大生と女子高生、1×3-1

 ドアを開けた瞬間、目に飛び込んだ女子高生達の姿に、美緒はぎょっとした。彼女は、さぞかし大勢の男達が待ち構えているものと思っていたのだ。女がいるとは、しかも、添乗員達ならいざ知らず、見ず知らずの、年若い高校生が待っているとは。その上更に、茶髪で、クタクタのブレザーでヨレヨレのブラウスで、阿呆の短さのスカートを腰に巻き付けている。思考が停止する程に、美緒は狼狽していた。
 全裸レズで乱れながらワゴンで運ばれ、顔も分からない男達に廻されるという、超絶に変態的なプレイを堪能し終えた後、美緒は、服を整えたところで美沙に言われたのだ。
「もし、まだまだ気持ち良くなりたいって思ったなら、ここに来て。」
 必ず来いと言われたわけではなく、気持ち良くなりたければ来いと言われたのだ。性奴隷と化した美緒は、来いと言われれば否定は出来ないが、その言葉ならば、来ないという選択肢もあった。
 言葉と共に差し出されたメモ用紙の切れ端に、この会議室の場所が指定してあった。特急電車を降りて、一旦は帰路に付いた美緒だったが、まっすぐ家に帰るつもりになっていた美緒だったが、股間が疼いた。ムズムズした。ジンジンした。堪え切れなかった。辛坊たまらなかった。そして、引き返して来たのだった。
 もう、媚薬の影響は消え去っているはずの時間だった。美緒の股間が疼いたのは、媚薬の影響などでは無かった。余りにもの変態的なプレイ、壮絶すぎる快感と絶頂、そして失禁の記憶。それらが一体となり、美緒を尋常ではありえない程に淫乱化していたのだ。
 もっと廻されたい。もっともっと破廉恥な変態プレイで、絶頂を繰り返したい。帰路に付いた直後にそう痛感した美緒は、ただただ、快感を求める一念だけで、この鉄道会社の施設内の会議室にやって来た。
 だから美緒は、会議室の中に大勢の男達が待ち構えていて、その男達に、趣向を凝らした変態プレイで盛大に廻されるものと思っていたのだ。それを期待して来たのだ。
 だが、ドアを開けたところに待ち構えていたのは、いかにも悪ぶった感じの女子高生3人だったのだ。
 しかし美緒は、がっかりなどはしなかった。むしろ、ときめいた。3人の女子高生を見て、瞬時に、自分がこれからこの3人にレズレイプされるのだと悟り、その事に興奮を覚えた。
 華乃との貝合わせで、美緒の身体にはレズプレイの快感も、強く強く刻み込まれていた。その快感への渇望もあった。更には、凌辱される事、屈辱的な犯され方をする事への願望にも目覚めていた。女子高生にレズレイプされるという事も、今の美緒にはとても甘味な誘惑となっていたのだ。
 茶髪で、いかにも悪ぶった感じの女子高生には、目に飛び込んだ瞬間には、ムカッと来るような敵愾心《てきがいしん》を覚えた。生意気そうで、五月蠅《うるさ》そうで、調子に乗っている感じの、美緒には好きになれない要素に満ちた存在だと感じた。
 そんな女子高生3人に凌辱される。カラダを好き勝手に弄ばれ、快感に陥らせられ、その醜態を、馬鹿にしたような目で見つめられる。想像するだに屈辱的なシーンなのだが、それを、素晴らしい甘味に満ちた快楽だと、美緒は感じてしまったのだ。美緒の変態化と淫乱化は、そんな領域に達していたのだ。
「うわぁ、お姉さん綺麗ぇ。」
「オッパイ、大きいなぁ。」
「このスカート、オシャレぇ。」
 褒める言葉に、馬鹿にしたような気持が見え隠れしている。女子高生達は、にじり寄って来る。逃げたいような気持と、貶《おとし》められたい気持ちが、並行して心中に突き上がって来る。
 美緒の右手側に回り込んだ女子高生が右手を、美緒の右の乳房に向けて持ち上げて来た。左が側に回った女子高生が、左の乳房に手を伸ばして来る。右が明美で、左が孝子だが、美緒に名前など分かるはずは無い。
 見ず知らずの生意気そうな女子高生が、褒め言葉を告げながら、馬鹿にする気持ちが透けて見えるような上目づかいで、乳房を弄ぼうとしている。嫌悪感が美緒に満ちる。嫌悪感を、甘味に感じる。屈辱にまみれた体験を、自分が望んでいる事を実感する。
 美緒は、全く抵抗も見せないままに、女子高生に乳房を揉みしだかれた。左右を別々の女子高生に、深々と揉み込まれた。遠慮も何もなく、その指をたわわな乳房に埋没させて来る。女子高生のこじんまりした手に付属する、ほっそりした5本の指が、目いっぱいに広げられ、乳房全体を包み込むように覆い被さり、乳房をいびつに変形させながら没入して来たのだ。伸縮性に富む柔らかなニットのセーターが、女子高生に変形させられ、凹まされた乳房の立体形状を、寸分違《たが》わずに再現している。
「いいなぁ、オッパイ大きくて。」
「男の人が夢中になるんだろうね。」
 そう言って胸を揉み込む明美と孝子の乳房は、美緒の肩の辺りに押し付けられている。明美の左側の、貧乳と言って差し支えないサイズの乳房が、美緒の右肩に。孝子の右側の、貧乳とまでは言えないが、美緒とは比ぶるべくもないサイズの乳房が、美緒の左肩に。巨乳では無いながらも、プニッ、という確かな弾力を、美緒に検出せしめた。グリグリと、押し付けられている。
 ブラウスだから、それほど体に密着はしていないが、乳房の形状変化はある程度再現されている。大きくはないが、美緒と比べれば残念な程にみすぼらしいし、ニットのように密着して存在感を示してもらっている訳でもないが、それでも確かに膨らんでいる半球の若々しい反発力が、ブラウスの上からでも見て取れる。
 美緒は、両肩に検出する感触にも興奮を覚えていた。乳房を押し付けられながら、乳房を揉みしだかれる事に、欲情を高めた。華乃との乳房の押し付け合いで快感を貪った美緒にとっては、それは実に官能的な感触だった。美緒は、気持ち良かった。
「この大きなオッパイで、学校の先生まで誘惑して、ヤらせちゃったんでしょぉ?」
「友達のお父さんや兄弟までが、巨乳目当てに誘ってきて、ヤらせて上げたんでしょぉ?」


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