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モデルの舞台裏
【ロリ 官能小説】

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4.5)幕間-1

4.5)幕間

「 ちょっと、面白くなってきたね 」
と、部長さん。

「 そっすね。 何か、勝手に自分を追い込むタイプみたいっすね。 かあちゃんの方も、結構、世間知らずですし… 」
と、マネージャーさん。
早紀のお母さんとは、直接会っていないはずなのに、知っている感じである。

 ***

「シマ・エンタープライズ」

名前だけでは何の会社かよく分からない。
しかも、実際には、会社ですらない。
実態は「部長さん」が立ち上げた、詐欺まがいのプロダクションだ。

メンバーは「部長さん」と「マネージャーさん」の2人だけ。
だから、本当は「社長さん」なのだが、自分が「部長」と名乗る方が、上司がもっと居て、部下もいっぱい居るみたいに、誤解してくれやすい。
受付の女性は、パートを雇っているが、普通の事務所だと思い込んでいる。

でも、シマ・エンタープライズは、本当は芸能活動などは一切、全くしていない事務所だ。
芸能界に興味のある少女を甘い言葉で誘い、少し際どい仕事をさせて、際どい割には僅かなギャラを払い、残りは自分たちで総取りする。
「部長さん」の昔のツテで、この辺りを仕切っている組織にも筋を通してあり、シマ内の営業許可とヤバい時の対応をお願いしてある。

「マネージャーさん」も、マネージャーの役を演じる以外に、いろいろな役割を担っている。
例えば、勧誘活動。
でも、基本ヤバイ詐欺まがいだから、大ぴらな勧誘はしていない。
インターネットで、地味にHPはあるけれど、マネージャーさんがやっているのは、もっとアナログな事だ。
その1つが、ビラをまかないビラ撒き。

ターゲットを決めて、そこにだけ渡す。不特定多数に渡すのは、効率が悪いし危険だ、というのが、シマ・エンタープライズの見解だった。

この「マネージャーさん」。
歳は20代後半だが、童顔で大人しそうな顔をしている。とても詐欺まがい事務所の人とは思えない。(だから、騙せるんだろう)
実は、高校生の頃からジゴロの様な事を始めて、卒業後から10年ぐらいは本当にジゴロ=ヒモ生活をしてきた経歴がある。
15歳の時に、たまたま知り合った熟女さんに、初体験から始まってセックスのイロハから女の逝かせ方までを徹底的に仕込まれた。わずか半年ぐらいで熟女の逝かせ方をマスターしてからは、高校在学中から、その熟女さんに紹介された『他の熟女さん達』を、全員セックスで完璧に逝かせて自信を付けてきた。
大人しい童顔の少年は、それだけでも熟女さんに人気があるのに、元々地味で素朴な雰囲気は、少年とセックスしたい熟女さん達を夢中にさせた。
一方、日常生活では、とても熟女さんとセックスしまくっている様には見えない、童貞臭い少年だった。

高校を卒業してからは、フリーターをすると言って実家を出て、引き続き最初の熟女さんに紹介された熟女さん達を逝かせる仕事をしながら、自分でも熟女さんをこます経験を重ねて女(特に熟女)の心理を読めるようにもなっていった。

セックスを始めてから、もう15年近くになる。
最初の熟女さんの方針で、セックスの相手をする熟女さん達には事前に病気の検査を義務付けているし、自分も定期的に検査を受けているから、今まで数百人の熟女さんを(そのほとんどがナマで)相手にしてきているが、幸いにも病気にかかったことは無い。

昨年、たまたま(仕事で)知り合った「部長さん」に、シマ・エンタープライズを手伝ってほしいと誘われてから、まず普段から勧誘ビラを撒いている。
でも、普通に撒いているのではない。
飲み屋の女性とか、日常で接する女性、特に熟女と話しながら、「独身か」「娘は居るか」「芸能界への興味は」「心のセキュリティレベル」などを、鍛えてきた女性の心を見透かす能力で、これ、という相手だけに撒く。
撒き方はケースバイケースで、不自然さを感じさせないのが腕の見せ所だった。
でも、もちろん、これ、と見込んで撒いても、反応が無い方が多い、それは当たり前なので気にしてはいない。
安全に気を付けながら、数を巻くのである。

先日、ビラを撒いた時に、少し手応えがあった。
趣味も兼ねて、あるソープランドへ行った。そこは、基本的に35000円ゴム付きの店なのだが、40歳以上の熟女コースもあり、それだと半分の値段で基本ゴム無しである。
熟女の相手が、今までの仕事の彼にとっては、たまには客としてリラックスしてセックスをしたい事もあるし、あとは、上手くいけばビラも撒けるというつもりもあった、

この店は初めてだったが、17000円で100分でゴム無し、という安い内容だから、正直、相手の熟女さんの容姿には全然期待していなかった。
ビラ撒きの事も考えて、受付に、「下手でもいいから慣れてない素人同然」の熟女さん希望とリクエストすると、入って直ぐでまだ研修中の人で良ければ直ぐにご案内できます、ただ、ちょっと小太りですが、と言われてOKした。
お会いすると、確かに、顔は世間の40代の中年おばさんの、せいぜい中の上レベルで、まあ、はにかむと少しかわいくなるかな、のレベルだったが、服を脱ぐと歳の割には張りのある巨乳で、逆の意味で予定外で大満足だった。


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