投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

ひととき略奪
【その他 官能小説】

ひととき略奪の最初へ ひととき略奪 32 ひととき略奪 34 ひととき略奪の最後へ

結婚式、からの…-4

ここはオシャレな居酒屋。
タクとケイのナンパテクニックにより、詩織、有紗、真由を予定どおり連れ出すことに成功する。
タクとケイの熟練の話術は凄まじく、初対面だと言うのに、まるで久しぶりに会った親友と話しているかのような盛り上がりを見せている。

「そう言えば皆さんって千佳ちゃんとどういう繋がりなんですか?」
俺の前に座っている詩織が話す。

俺は言葉に詰まり、チラッと隣に目をやると、

「大学時代のサークル繋がりだよ。OB会で偶然知り合って意気投合したんだよね。」
ケイが顔色一つ変えずに、サラリと嘘をつく。

「ってことは、皆さんW大卒っていうことですか!?すごいですね!!」

有紗が目をキラキラさせながら話に乗ってくる。

ピンチをチャンスに変える、凄腕ナンパ氏恐るべし…


それからも話は盛り上がり、店に入ってから2時間が経過しようとしていた。
気づいたら、俺と詩織は向かい合ったままだが、有紗の隣にはタク、真由の隣にはケイへと配置が変わっており、ちゃっかりボディタッチとかもしちゃっている。

「そろそろデザートにアイスとか食べたいなあ。」

真由がおもむろに話す。

「でも居酒屋のアイスって高いよね。コンビニでハーゲ○ダッツでも買って、俺の家で食べようよ。」
タクが言い慣れたセリフを口に出す。

「ハーゲ○ダッツいいね!」
すっかり酔っ払った有紗が、何の抵抗もなく、テンション高めに賛同する。

こうして美しい女性3人は、通称「ヤリ家(いえ)」へと吸い込まれていく…

「ヤリ家」…それはナンパ氏タクが合コンで知り合った女性達を“まわす”ためだけに所有している家である…

コンビニでアイスと大量のお酒を買いこんで、待ちに待った“三次会”がついに始まった…


ひととき略奪の最初へ ひととき略奪 32 ひととき略奪 34 ひととき略奪の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前