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性器いじりを楽しむ
【ショタ 官能小説】

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静かな校舎の片隅で-1

 そのs学校には保健室の隣に、特にしるされていないが「内談室」という部屋がもうけられていた。

 生徒自身や保護者が、心や身体の悩みについて校医に聞きたいことがあれば、あらかじめ学習用タブレットで連絡しておくと内談室に来るように連絡が届くのであった。

 6年生の中生(なかお)せい太は、放課後に内談室に来るようにと、タブレットに連絡が入ったことに戸惑いながらそこに向かって行った。
 (何だろう、ママが何か言ったのかな……?)

 せい太が、内談室の引戸を少し開いて「入室します」と言うと、目の前のついたての向こうで「(戸を)閉めてお入りなさい」と女性の声がした。

 ついたての向こうの回転椅子に、白衣を着て銀ぶちのメガネをかけた若い校医、石生(いそう)えつ菜が座っていた。石生はせい太に背もたれのない回転椅子に座るよう示した。

 向かい合わせになったところで、石生は言った。
 「保護者のほうから『性器いじり』のことで聞いてほしいって問い合わせがあってね……」
 せい太は一気に顔が熱くなった。
 (ママったら……そんなことえつ菜先生に言ったのかよ!)
 クールなお姉さん、で生徒たちに人気のある石生に自分の「性的」な面を知られてしまったことに、せい太は顔を上げていられなくなった。

 「いや、別に」石生は自分の椅子をせい太の前に寄せた。「知ってるでしょ。性器いじりは何の害もない、普通の衝動なんだから。ただ……」
 そのあと沈黙した石生に、うつむくせい太の緊張が高まる。そんなせい太は、目の前を煙がよぎるのを見た。
 顔をあげたせい太は、石生がタバコをくわえているのを見た。石生はせい太の足元めがけてタバコの煙を吹く。
 せい太にはそれが性器いじりが癖になった、自分を戒めているように思えた。

 「ごめんなさい……」そういうせい太に、石生は
 「違う、違うの」と笑顔を見せた。「やっぱり保護者のかたが気になってるからには、どんなふうにいじってるのか、まず見せてちょうだい。」

   ○

 保健室の付帯施設だから、内談室にはベッドがある。
 
 上履きを脱いでベッドに上がったせい太は、ズボンをヒザの所までおろすと、あお向けになった。
 せい太は、タバコを吸い終えた石生の顔をチラッと見た。そして目を閉じて、下着の上から性器を手のひらで押さえると、それをグリグリと回しはじめた。
 学校の一室で、人前で、ましてそれが校医の女性の石生の見る前で……だが、いつものやり方で性器を刺激すると、下着の中で性器はムクムクと硬く大きくなった。
 それを手のひらで押さえこむことで、くすぐったい快感が一段と高まる。

 せい太はいつの間にか、自分の部屋のベッドで行っているのと同じ性器いじりを、石生の前でくり広げていた。
 
  
 


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