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野田の隠れ家 Season6
【OL/お姉さん 官能小説】

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招待状-1

野田の事務所に招待状が届いた。

大学の先輩で、同じく設計士をしている若狭が手がけたビルが、ベトナムで完成した。
そのお披露目会を行うので、ぜひ来て欲しい、というものだった。

お世話になっている先輩の誘いを、無碍に断る訳にもいかない。

お披露目会は、4月14日である。
ということは、前日の4月13日に現地入りして、14日がお披露目会、15日にベトナム観光をして、16日に帰ってくる、という日程にしようか。

野田は、すぐに航空券を取った。
そして、ホテルをどうするか、、。

お披露目会は、ホーチミンシティの、グエン フエ通りに立つピテクスコ フィナンシャル タワーで行われる。

野田は、グエン フエ通りに近い、ドンコイ通りに面した、ボンセンホテルに予約を入れた。

ベトナム行きまでは、まだ時間がある。
野田は、いろいろベトナムの情報収集に励んだ。

ベトナムの情報収集をしていたら、ネットで、“ご飯仲間募集”という掲示板を見つけた。
気ままな1人旅がいいけど、ご飯は誰かと一緒に食べたい、という人たちが仲間を見つけるサイトである。

<4月14日、15日、16日のいずれか、ホーチミンのドンコイ通り周辺で食事しませんか?>
という投稿だった。
投稿したのは、35歳 神奈川在住の女性のピーチさん、というハンドルネームだった。

他にも、食事仲間募集の投稿はたくさんあるのだが、野田のベトナム滞在時にぴったりのタイミングで募集しているのは、このピーチさんだけだった。

野田は、その投稿にメールをした。
すぐに返信のメールが来て、話はとんとん拍子に進み、4月14日の夕方4時、ドンコイ通りにある、シェラトンホテルのロビーで待ちあわせることになった。

調べてみると、シェラトンホテルは、ホーチミンシティのランドマーク的な建物なので、どこからでも見つけられるようである。


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