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痴漢撲滅キャンペーン
【痴漢/痴女 官能小説】

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大井渕紗希-1

俺はその日、いつものように電車に乗って会社へ向かう途中だった。

それなりに混んだ社内では、おのずと乗客同士の距離も近くなる。ふと俺は、目の前に一人の女が立っているのに気付いた。

後姿なので顔は分からないが、茶色の長いゆるふわ髪だ。背は結構高くて、百六十センチの俺より十センチ以上ありそうだった。そして、背中が大きく開いた花柄のワンピースを着ている。ワンピースの丈は極めて短くて、今にも尻が見えそうだ。

うわあ、と俺は内心で思った。いかにも遊んでいそうな感じである。いや、それは別にいいのだが、うっかり体が接触してしまうと痴漢だなんだと騒がれそうな気がした。

なるべく近づかないようにして、タイミングを見計らって離れよう。そう思ったときだった。電車の揺れで体が前に押し出され、股間が女の尻に密着してしまう。

「あっ……」

女が小さな声を出した。これはまずい。俺は慌てて離れようとした。だが後ろから押されて動くことができない。それどころか逆に股間が、大きくて柔らかい尻にぐいぐい押し付けられる。

「ああんっ……」
「ひいいい……」

さらに悪いことに、俺の股間はだんだん勃起し始めた。これでは間違いなく痴漢認定されてしまうだろう。そして、また電車が揺れて少し隙間が開いたとき、女は体を回転させてこちらを向いた。

「あっ……」

二十歳ぐらいの、モデルかグラビアアイドルのような美人だった。ちょっとタレ目気味で、おっとりしていそうな顔立ち。ワンピースの胸元と脇は大きく開いていて、明らかにノーブラだった。片方で俺の頭より大きなオッパイが、今にもはみ出しそうになっている。

女は、俺の手を握って言った。

「あの……もしかして今、私に痴漢みたいなこと、しました?」
「す、すみません! 不可抗力っていうか、わざとじゃないっていうか……」
「ちょっとお話をお聞きしたいんですけど……次の駅で降りてもらっても……?」
「そ、そんな……」

やがて電車が駅に停まり、俺は女に手を引かれて強引に降ろされてしまった。するとそこへ、二人の女が近づいてくる。一人は金髪のショートヘアで、オッパイの上半分だけ隠れる黒いタンクトップにホットパンツ。もう一人は黒く長い髪に眼鏡をしていて、白いブラウスに超ミニスカートだった。ブラウスはかなり生地が薄そうで、赤いブラジャーがはっきり透けている。

「紗希! 大丈夫だった?」
「紗希さん! その男は?」
「うん……ちょっとこの人に痴漢っぽいことされたから、お話聞いてみましょう」


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