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痴漢撲滅キャンペーン
【痴漢/痴女 官能小説】

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大井渕紗希-2

連れて行かれた先は、駅の事務室ではなく多目的トイレだった。四人で中に入ってドアを閉め、鍵をかけると茶髪の女性が軽く頭を下げた。

「は、初めまして……私、大井渕紗希(おおいぶち さき)って言います……」
「あ、はい……」

つられて俺も頭を下げる。いきなり名乗られると思っていなかったので、少し面食らった。

「いきなりごめんなさい……私達、追破衣(おっぱい)女子大学の学生なんですけど、今大学で、痴漢撲滅キャンペーンっていうのをやってるんです……」

そう言うと、紗希と名乗った女性は学生証を見せてきた。確かに、大学名と名前が書いてある。

「私は、喜内(きない)ネリだよ」
「沙汰丘麗(さたおか れい)と申します。どうぞよろしく」

残りの二人も名乗った。下乳丸出し女がネリで、ブラ透け女が麗か。

しかしオッパイ大学なんて、恥ずかしい名前の大学があるのか……

いや、おそらく地名とかにちなんだものだろうから、大学名は別にいい。それよりも、痴漢撲滅キャンペーンとやらの内容である。それ如何では、俺の人生が終わるかも知れない。

俺は紗希に、話の続きをうながした。

「そ、それで……?」
「それで私達、できるだけ痴漢に遭いやすい格好で電車に乗ってるんです。もしそういう行為をしてるっぽい人がいたら、お話を聞いて、もし本物の痴漢だったら通報しようって……」
「ええぇ……」

さすがに俺は困惑した。それは痴漢の撲滅ではなく、むしろ大量生産ではないのか。普段痴漢などしていない人でも、今の紗希達の格好を見て変な気分になる可能性は大だろう。

「……俺は一体、どうなるんだ?」
「あ、はい……これからおじ様が本物の痴漢かどうか、テストさせてほしいんです。もし本物の痴漢だったら通報しますけど、違ったら帰ってもらうってことで……」
「う〜ん……」

紗希の答えを聞き、俺は唸った。
どういうことなのかよく分からないが、そのテストとやらをパスすれば帰らせてもらえるということか。それなら、問答無用で警察に突き出されるよりはありがたいが……

警察に突き出されたら裁判になり、例え無罪になったとしても何年もかかる。人生終わりだ。

それに比べたら、テストをパスできる可能性に賭けた方が、まだいいのか……

俺は言った。

「分かった……で、そのテストってどうすればいいんだ?」
「これから痴漢がするのと同じように、私のことを触ってほしいんです。その触り方で、痴漢の常習犯かどうか判定します……」
「ええっ……?」

触り方によって、痴漢らしいとか、らしくないとかあるのだろうか。触った時点で完全無欠に痴漢だと思うのだが……

「じゃあ早速、お願いします……」

紗希は壁に両手をつくと、俺の方に大きな、むっちりした尻を突き出してきた。

どういう触り方をすれば合格なのか皆目見当が付かないが、とりあえず、やるしかないのか……

俺は手を伸ばし、紗希の尻をそっと撫でた。

「ああっ……」

紗希の体がかすかに震える。俺は引き続き撫で回した。

「ああっ……あああぁ……ああん……」
「ど、どうだ……?」
「ああっ……はい……とっても繊細っていうか……優しい触り方ですね……もっと触ってみてください……」
「…………」

痴漢らしいかそうでないかを聞きたかったのだが、それは答えてもらえなかった。
とはいえ、少なくとも嫌悪感は抱かれていないようだ。さらに撫で回していると、紗希は言った。

「あ、あの……エスカレートしてもらっていいですか……?」
「エ、エスカレート?」
「はい……被害者が抵抗しないのをいいことに、痴漢が調子に乗るみたいな感じで……」
「…………」

テストのために必要なのだろうか。俺は紗希に言われるまま、ワンピースをまくり上げる。
紗希はノーパンではなかったが、穿いていたのはほとんど紐のような蛍光色イエローのTバックで、尻の肉が丸出しになった。

俺は両手で、剥き出しの尻を撫で回す。

「ああん、ああんっ、あああぁ……」
「どうだ?」
「とってもいいです……心が落ち着きます……」
「…………」

そういうものだろうか。しばらく尻を弄んでいると、紗希は言った。

「あの……もし嫌でなかったら、オッパイもお願いします……」
「…………」

直に触ってもいいのだろうか。俺は少し迷ったが、エスカレートしてほしいという言葉を額面通りに受け取ることにした。紗希の両脇から手を伸ばし、ワンピースの中に入れると、まずオッパイを下から持ち上げる。ずっしりとした重みを手のひらに感じた。

「あああっ……」
「……お前、オッパイデカいな」
「ああんっ……無駄にオッパイ大きくてごめんなさい、おじ様……」

表面を撫で回すと、コリコリしたものを手のひらに感じた。紗希の乳首だ。指で摘まんでみると、完全に勃起し切っているのが分かった。

「ああああああぁ!」

凄く敏感なようだ。しごいたり指の腹で引っかいたりしてやると、紗希は激しく悶えた。

「あああっ! あはあぁん! あふううぅん! おじ様の指、とってもいいです……」
「うわあ……紗希、おじさんにオッパイ虐められてメッチャ気持ち良さそう……」

隣で見ていたネリがからかう。

「ち、違うわ……ただ、その……このおじ様にオッパイめちゃくちゃにされても全然嫌じゃないっていうか、ずっとこうされててもいいってだけで……」

言い訳する紗希。続いてネリは、俺にこう言った。

「ねえ、おじさん。もっと乱暴にしちゃっていいよ」


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