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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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マギーはそこまで嫌悪感は抱かなかっが、華英はそうではなかったようだ。見るからに敵対心を露わにしているような顔をしていた。
(人前でイチャイチャしてんなっつーの!家でやれよっ!!)
視線こそ向けていなかっが、耳はしっかりと立てているようであった。

「美弥妃、最近巧くなったよな。蕩けそうだよ、オマエのセックス。」
「本当?嬉しい♪」
「昨日は本気になっちゃったよ。」
「本気になりすぎて中に出しちゃったもんねー?♪」
「ああ。我を忘れたよ。」
「妊娠したらどうしよいかなー?」
「どうしような?フフフ」
会話は恥ずかしげもなくなされていた。

(フフフじゃねーし!責任取るんだよ、このバカチンコ!)
あからさまに華英はイライラしていた。が、反面会話が気になって更に耳を立てる。
「ねー、今度車買おうと思ってさー。BC溜まってきたから、思い切ってベンベ買おうかなって。」
(BC??何だろ…)
マギーと華英は同じ事を思った。
すると男は今までのいやらしい会話と変わらぬトーンで女に言った。
「美弥妃はまだ金にして1000万ぐらいだろ?高い買い物する時は倍の金額貯めてから買わなきゃダメだ。税金と相場で破産する場合もあるからな。いいか、買う時は俺に必ず相談するんだ。美弥妃に危ない橋を渡らせる訳にはいかないからな。」
マギーと華英はBCの意味が分かった。
(BC…、ビッツコインか。)
次の女の言葉にあと一つ気づいた事があった。

「ありがとう…。私、広徳がいなきゃダメな人間かも知れない…」
マギーと華英の耳がピクンと動いた。
(広徳??)
2人は同時にカップルの方に目を向けた。
「あっ…!!」
顔を見た瞬間、思わず声が出てしまった。するとその声に、キス寸前だったカップルも反応しマギーらに視線を向けた。
「高島広徳ぅっ!」
華英は指を指してそ口にしてしまう。広徳は相変わらず落ちついたままニコッと笑う。
「ああ、こんにちわ。どうも。」
美弥妃はキスを邪魔されて不機嫌そうに言う。
「誰?この女!」
敵対心むき出しだ。華英は心中で、そんなんじゃねーし!と思う。

「仕事関係の知り合いだよ。セックス対象じゃないから安心しろ。」
「ふーん。」
美弥妃は納得行かないような憮然とした表情をしていた。
(何なんだか、セックス対象とか。)
マギーは女をセックス対象か対象でないかで区別する広徳に嫌悪感を抱いた。


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