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香澄の本性
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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家族旅行での出来事 1日目 午後の出逢い-4

「え〜?お姉ちゃんとお兄ちゃんが向かい合って湯船に入ってて。
 で、時々、抱き合ってキスしたりしてて……。
 で、お兄ちゃんがお姉ちゃんのオッパイを揉んだり舐めたりしてて。
 そしたらお姉ちゃんが、アン、とか、ウフン、とか言い始めて。
 で、お兄ちゃんが湯船の縁に腰かけたら、
 お姉ちゃんが湯船の中に入って、お兄ちゃんのお股の間にお顔を入れて……。
 で、ペニスをしばらく握ってて。そのうちにパクって。」

香澄は正直開いた口がふさがらなかった。
(いくら混浴だとは言っても、昼間っからそんなことを始める兄妹も兄妹なら、
 それを覗いてきて平気な顔で報告する娘も娘だわ。
 えっ?兄妹、よね……。)

「そ、そんなこと、してたの?」
「うん。だから、真奈美、そのまま黙って覗いてたら悪いなと思ったから、
 声をかけたんだ。」
「えっ?そのタイミングで?」
「えっ?だって、始めちゃったら声、かけられないじゃん。」
「た、確かに……。」
香澄は愕然とした。

兄妹で、混浴で、愛撫し合っている現場を見られ、声をかけられる……。
香澄はその瞬間の兄弟の顔を想像した。
しかし、ここしかないというタイミングを見計らって声をかける真奈美も、
それはそれで大したものだと正直思った。

「そ、その後、どうしたの?」
香澄の声は自然と震えていた。
「うん。でね。あとで真奈美たちと一緒に入ろうねって。」
真奈美は嬉しそうに香澄に言った。
(一緒に入る?いくら混浴だからって……。)

「そ、そんなこと、言ったの?」
「うん。でね、約束してきたよ。夜のご飯食べ終わったら、一緒に入ろうねって。」
「あ、あの、お兄ちゃんが、そ、そう言ったの?」
「うん。お兄ちゃんとお姉ちゃん、少し相談してて。
 でも、すぐに、いいよ、一緒に入ろうって。」

「そ、そうなの。」
香澄は飲みかけのビールをこぼしそうになった。
「うん。だから、早くご飯食べて、早く一緒に入ろ。」
「一緒に入ろって……。お母さんたちも一緒、ってこと?」
「そうだよ。さっき、言ったじゃん。真奈美たちと一緒に入ろうねって。」

香澄は、真奈美一人があの兄妹と一緒に入るという約束をしてきたと勘違いしたのだ。
よく聞くとそうではない。
自分たち家族とあの兄妹たち5人で、混浴に入ろうということらしい。

香澄は残ったビールを一気に飲み干した後、
雅和の方へ向き直り、半ば怒りながら言った。
「あ、なた。ど、どう、します?」
「どうって、お前。真奈美が、約束してきたんだったら……。」
夫は怒りの矛先が自分に向いたのが合点がいかないといった顔で答えた。
「でも、そんなことをしている兄妹と一緒にお風呂の入るなんて……。」

(そんなことをしていなくたって、今日、偶然出会ったのよ。
 お風呂で偶然出会ったって言うのなら話は別だけど。)

夫の反応はまたもや香澄の予想を超えた。
雅和は香澄の手を取り、優しくさすりながらゆっくりとこう言ったのだ。
「香澄。そんなことをしている兄妹と一緒にお風呂に‘入れる’なんて……。だろ?」
「えっ?一緒に、お風呂に‘入れる’なんて……?」
香澄は夫の微妙な言い回しの意味を考えた。
(一緒にお風呂に入る、じゃなくて、‘入れる’なんて……って、どういう意味?)

「こんな旅先で、紗理奈さんと敏明君たちと同じような兄妹に出会えるなんて、
 奇跡だと思わないか?
 もちろん、姉と弟、兄と妹と、立場は違うけれど、
 兄妹でお風呂に入って、そんなことをしていたっていうことは……。
 共通点はいくらでもあるだろう。」
「でも、見ず知らずの……。ついさっき会ったばかりの……。」
「そう、どこの誰かもわからない男たちに襲われての二穴ファックも刺激的だろうが、
 偶然出会った兄妹と一緒にお風呂に入るのも……。
 ほら、だんだん興味がわいてきただろ?」

(刺激的?レイプされての二穴ファックよりも?
 旅先で偶然出会った二人組と?
 しかも兄妹でありながら……。
 紗理奈と美奈子、そして敏明の関係のような、そんな兄妹と一緒に?)

頭の整理が仕切れない香澄は突然矛先を真奈美に変えた。
「で、でも、真奈美。どうして最初に男湯を覗くとか、女湯を覗くとか……。」
「だって、真奈美が男湯を覗いたらダメでしょ?」

確かにそうだった。
真奈美が男湯を覗いたら問題だが、覗くのが混浴ならば何ら問題はない。

「でも、どうして混浴に入ってるって思ったの?」
「どうしてって?
 だって、あのお兄さんとお姉さん、
 後ろの席に座ってた時、ずっと手を繋いでたし……。」
「手を繋いでた?車の中で?」
「うん。時々、ギュって、握ってた。」
「そ、そうなんだ……。」
香澄には全く気付かなかったことだった。

「で、車を降りた時、お姉さんの方がつまずいて倒れそうになったでしょ?」
「そ、そうだったの?」
「うん。その時、お兄さんが抱きかかえて……。
 その時の手が腰に回ってて……。
 その後、軽く抱き寄せて、チュッてしてたし。」

それには夫も驚いたようだった。
「そ、そうだったのか?」
「うん。で、お部屋に行くとき、
 お兄さんの手は腰から前の方に回って、グイグイって。」
「グイグイ?」
「うん。お股のあたりをグイグイって。」
「そ、そ、そうだったのか??」
夫の声が次第に上ずってくる。
(やだ、この人ったら。もう興奮してるわ。)


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