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父娘夫婦
【父娘相姦 官能小説】

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父娘夫婦-2

2. 不起訴
 原宿西警察署の女子監房に拘留された麗子は、正当防衛を主張したが、柔道の有段者であることから過剰防衛で書類送検された。夫のDVが認められ、再犯の恐れもないことから、幸い不起訴処分になった。

 迎えに来た父、克己の姿を認めた麗子の頬を涙が濡らした。
「お父ちゃん、ご免なさい」
「いいんだ、いいんだよ。ご苦労だったね。」
麗子の肩を克己が抱き寄せた。
「とりあえず、寿司でも食うか?」
「うん、お父ちゃんの顔を見たら、お腹が空いた」
「それだけ元気なら大丈夫だ。安心したよ」

 池袋の馴染みの寿司屋で一休みして、大塚の実家に戻った。母親は二年前に持病の腎臓が悪化して、他界していた。一人住まいの父を心配した麗子はマンションを引き払って、父と同居をすることにした。
 
 警察庁には、すでに退職願いを出して居る。理由ははともあれ、人ひとり死んでいれば職務を続けることは出来ない。不起訴になったので、懲罰なしの退職が認められるだろう。

「お父ちゃん、一緒にお風呂に入ろう?」
「思い出すなあ、でもちょっと大きくなり過ぎたんじゃないのか?」
「留置所にいて、何を考えていたと思う。昔、お父ちゃんと一緒にお風呂に入ったことが思い出されて、出られたら又お父ちゃんと一緒に入ろうって、そればかり考えていたのよ」

「お父ちゃんの背中、相変わらず大きいなあ、昔と変わらないわ」
「お前に背中を流して貰うなんて、夢みたいだ。俺は嬉しいけれど、お前のことを考えると、喜んじゃいられないよ。それはそれとして、お前はすっかり大きくなったなア、三段を取ったんだろう。女にして置くにはもったいないな」
「それは女性蔑視だよ、気を付けないと、婦警にセクハラで訴えられるよ」
「署にいるときは、気を付けているサ、俺にとっちゃあ、お前はいつまでも可愛い女の子だよ」



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