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小松原常務の道楽2
【OL/お姉さん 官能小説】

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海外出張 イギリス-1

ある日、健康診断の結果が返ってきた。
小松原は、ニコニコして機嫌が良い。

真紀子が聞くと、
『真紀子君とセックスするようになったせいか、数値がほぼ正常になってるんだよ。』
と、小松原が言う。

『真紀子君のおかげだよ。ありがとう。』

真紀子も、最近、廊下ですれ違う昔の同僚たちに、
『なんか、最近、綺麗になったね。』
と、よく言われる。

顔の造りなんか変わるわけないのだから、肌艶の印象かもしれない。
それまで性的なことに縁のなかった生活から、一転、小松原との性生活が始まり、一気に印象が変わったのかもしれない。

事実、セックスをするようになって、便秘や生理不順などは、ほぼすべて解消されている。

真紀子が楽しみにしていた名古屋出張は、なかなか予定に入ってこない。
しかし、いきなりロンドン出張の予定がが入ってきた。

イギリスは、以前、小松原が支社長をやっていたところである。
そこに出張である。

『出発は、来週の火曜日、帰国は、その7日後にロンドン発の帰国便で予約をしてくれ。』
『現地のホテルは、イギリス国鉄のパディントン駅近くで2泊分、予約をして欲しい。』
『着替えは日数分用意するとしても、後半は私服でいいぞ。』
次々に、小松原から指示が飛ぶ。

『あの、私も同行するんでしょうか?』
『当たり前だ。パスポートは持ってるだろ?』

『6日も滞在するのに、ホテルの予約は2泊とは、なぜだろう。』
真紀子は、当然の疑問を抱いたが、指示されるまま、予約を取った。

翌週、2人は羽田空港からロンドンへ飛んだ。
幸い、真紀子の分も、ビジネスクラスで予約する許可が出たので、12時間半のフライトも、かなり快適だった。

現地時間のお昼過ぎ、ロンドン・ヒースロー空港に到着。
ヒースロー空港から、イギリス国鉄の特急ヒースロー・エクスプレスで約15分で、市内中心部のパディントン駅に到着。

駅の目の前にあるホテルにチェックインをする。

真紀子は、初のヨーロッパで、気分はちょっと浮かれている。
到着したその日は、支社には行かず、2人で簡単にロンドンを観光する。

『ロンドンで、どこか行ってみたいところはあるかい?』
と、小松原が真紀子に聞く。

『えっと、あの有名な時計台を見たいです。』
『ビッグベンのことだね。じゃあ、行ってみようか。』

ホテルを出て、すぐのパディントン駅から地下鉄に乗る。
一度、路線を乗り換え、ウエストミンスター駅まで向かう。

そこが、ビッグベンの真下の駅である。

ビッグベンを見たり、ロンドンアイ(大観覧車)に乗ったりしてロンドン市内を見て回る。
テレビや雑誌で見たことのある景色を、実際に自分の目で見る。
もの凄い刺激的なことである。

暗くなってきたので、地下鉄でアールズコートまで行き、適当にレストランで食事をとり、ホテルへ戻る。
今日は移動で疲れている。
ただ、初ヨーロッパで真紀子のテンションは高い。

ホテルへ戻る道すがら、小松原は真紀子に聞いてみた。
『ホテルに戻ったら、どうする? A:疲れているので、すぐに寝る。B:セックスをする。C:セックスは無しで、一緒に寝る。 さあ、どれがいい?』

『えっと、、あの、、、、、』
と、回答に窮する真紀子。

下を向いたまま、、
『Bでお願いします。でも、常務がお疲れでしたら、Cで。』
と言う。

『多少疲れてはいるけど、私も真紀子君とセックスしたいんだ。いいかな?』

『はい。』
と返事をする真紀子は、嬉しそうである。

真紀子は、自分が求められたり、必要とされることが、とにかく嬉しいのである。

その日の夜は、海外ということもあって、いつも以上に、激しいセックスだった。
この夜、初めて69(シックスナイン)というのも経験した。

仰向けに寝ている小松原の上に、上下逆に覆い被さる。
真紀子の股間を小松原の顔の上に持っていき、真紀子は、小松原のイチモツを咥える。

勃起した小松原のイチモツを咥えながら、自分の秘部をなめ回され、同時に、胸も揉まれる。
真紀子は、小松原のイチモツを咥えたまま、イッてしまった。

『チンポを咥えたままイッてしまうなんて、真紀子君はいやらしいんだな(笑)』
と、小松原にからかわれる。

事実、真紀子はシックスナインで、上と下の両方の口で感じてしまったのである。

真紀子は、その日、イキ疲れて、そのまま小松原のベッドで眠ってしまった。

2日目は、朝から支社に出て、丸1日仕事に追われた。
ホテルに戻ってきたのは、午後8時を過ぎていた。

さすがに、この夜は何もせず。
ただ、真紀子と一緒にベッドで寝ることになったのが、、。

横に、ブラジャーとパンティだけの真紀子がいると、ついムラムラしてしまう。
ムラムラとはするものの、下着姿の真紀子が横にいると、なぜか落ち着いて安らいでしまう。

ロンドン滞在3日目の朝、真紀子は小松原の腕枕の中で、目が覚めた。
昨夜も、結局、小松原に抱かれ、夢心地の中で、眠ってしまった。

これでは、何のために2部屋取ったのか分からない。
ホテルをチェックアウトして、すぐに空港へ向かう。

『日本へ帰るのかしら。』
と思っていた真紀子に、小松原はカバンの中からチケットを差し出す。

航空券である。
行き先には、「Marrakech」と書かれている。

『モロッコのマラケシュだよ。』
『モロッコ?、、、マラケシュ?、、、、』
真紀子は、頭の中で、???が飛び交っていた。

2時間後、2人はマラケシュ行きのロイヤルモロッコ航空の機内にいた。


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