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小松原常務の道楽1
【OL/お姉さん 官能小説】

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迷う真紀子-1

何より、目の前にいる常務は、イケメンとまではいかないものの、悪い人ではない。
一緒にいて、不快な思いは一度もしたことがない。

しばらく間があって、真紀子が口を開いた。
『考えるお時間をいただけますでしょうか?』

自宅に帰った真紀子は、考えていた。
真面目でスマートだと思っていた常務から、予想もしなかった提案に、驚きを隠せなかった。

実際、真紀子は母親が入院して、お金がかかっているのも事実だった。
母1人子1人で今まで生きてきた。

父親は、真紀子が小学校5年生の時に、事故で亡くなった。
それからは、母親が、女手ひとつで、自分をここまで育ててくれた。
だから、今は、母親のために出来ることは何でもしたい。

常務の提案は、抱かせろということではない、、これが真紀子を悩ませることになる。
もし、体の関係を堂々と求められたら、即座に拒否していただろう。

しかし、常務の要求は、おっぱいを自由にさせろ、ということである。
真紀子は26歳である。
処女ではないが、セックスの経験は、指折り数えるほどである。

厳密には、男性経験は1人。
大学卒業間際に付き合った男性と、セックスをした。
回数にして4回だけである。

まだセックスの良さも分かっていない。

その彼とは、すぐに別れてしまい、その後、性的な経験は何もない生活が続いている。

正直、性的な興味はある。
総務課にいた頃は、同僚のOLたちの赤裸々な性生活を聞かされたりもしている。
そんな話を聞いて、うらやましいとも思っていた。

誰にも言えないけど、真紀子は、ほぼ毎日自慰行為をしている。

166cm 55kg という、そこそこ良い体をしていると、自分では思っている。
ただ、美人ではないし、社交的でもないので、男性にはモテない。

男の人に、体を触られたい、セックスをしたい、とう願望はある。
でも、相手は誰でもいいという訳ではないのである。

だから、常務の提案に困惑している。

翌日、翌々日と、淡々と仕事をこなし、3日目になった。

常務からは何も言ってこない。
基本、ガツガツした人ではないことは、真紀子にも分かる。

15時30分、仕事の谷間と言うか、小松原の仕事が一息ついた頃である。
真紀子は、常務の前に出て、言った。

『3日前のお話ですが、、、』
『うん、』
『本当に私なんかで、よろしいのでしょうか。』
『何か気になることがあるのかな?』

『私は綺麗ではないですし、胸も大きくありません。常務に満足していただける自信がまったくないのです。』
『私は、真紀子君が気に入っている。だから、こういう提案をしたんだよ。』

しばらく間が空いた後、真紀子が言った。
『あの、、本当に、、胸だけで、その、、えっと、、いわゆる、、、』
『セックスは無しでいいよ。』

ちょっと間を置いて、
『思い切って、常務の提案を、お受けしようと思います。』
そう言って、真紀子は、軽く頭を下げた。

小松原はにっこり笑って、
『そうか、良かった!』
と続ける。


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