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小松原常務の道楽1
【OL/お姉さん 官能小説】

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真紀子との出会い-1

小松原伸也、54歳。
見た目、どこにでもいる中年オジサンである。
180cmを越える長身ではあるものの、最近、とみにお腹まわりが膨張してきている。

普通のオジサンと決定的に違うのは、準大手商社の役員である、という点。
多少なりとも、地位と名誉、そして金は持っている。
この春、6年のイギリス勤務を経て、経理担当の役員として本社に戻って来た。
順調に出世をしているのである。

ただ経理・財務担当なので、社長の目はない。
うちの会社は、ほぼ間違いなく、営業か人事の担当役員が、社長に上り詰める。

小松原は、それでも不満はない。
役員にまでなったのだから、それでよしとしなければ。

品川駅からほど近い本社ビルの11階に、小松原の役員室が用意されていた。
役員ともなると、個室と専用車・運転手が用意される。

常務室の椅子に座って、小松原は思う。
入社してから、がむしゃらに働き、やっとの思いで、役員の椅子に上り詰めた。

『これが役員の椅子か・・・』
1人で、悦に入っていた時、部屋の扉がノックされた。

『おはようございます。今日から、常務の秘書として勤務することになりました、柴田真紀子と申します。』

顔は十人並だが、背が高くスタイルの良い女性が立っていた。

『そうか、今日から秘書もつくのか、、』
小松原は、昨日の打ち合わせで、そう言われていたのを思い出した。

昨日は、引き継ぎのためだけに出社していた。
その際、副社長から、常務の待遇などについて、説明を受けていた。

その日から、真紀子は小松原の部屋のデスクで仕事をすることになった。
小松原のスケジュール管理が主な仕事なのだが、それ以外にも会議用の資料の作成、出張の際の飛行機や新幹線、ホテルの手配なども、真紀子がやることになる。

決して美人とは言えない真紀子だが、仕事ぶりは問題ない。
仕事の飲み込みは早く、頭の回転が早い娘だということは、すぐに小松原にも分かった。

真紀子は26歳という年齢だが、若い子にありがちな軽薄な感じは一切なく、どちらかと言うと控えめな性格である。
言ってしまうと、秘書向きの性格である。

椅子に座っている真紀子を、気づかれないように眺める。
スタイルは良い。

制服のベストの胸の膨らみは、小ぶりながら形の良さそうな胸を思わせる。
膝から下の足は、細くて美しい。

小松原は、人並みに女性経験を積んでいる。
決して、女性を顔で判断するようなことはない。

『女は、性格とスタイルだ!』
彼は、常々そう思っている。

また、彼はスーツフェチでもある。
膝丈のスカートとジャケット、そして白いブラウス、ベージュのストッキング、これが小松原の大好きな女性の服装である。

そして、ジャケットを脱いだ時に、ブラウスからブラジャーのラインが透けていたら最高である。
もちろん、そんな小松原の趣向を知っている者は誰もいない。

小松原は、真紀子を視姦しながら、妄想する。
『もう男は知ってるんだろうか。』
『いや、26歳にもなって処女の筈はないか。』
『じゃあ、もう何人ぐらい男を知ってるんだろうか。』
小松原の、いやらしい妄想は続く。

『セックスの時は、どんな声で喘ぐんだろうか。』
『男のモノを咥えるのは好きなんだろうか。』
妄想は止まらない。

妄想は犯罪ではない。
好き勝手に、妄想をする。


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